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エッグトーストも絶品ホクホク焼き芋もおまかせ! パナソニックのオーブントースター「Bistro」

レビュー

2020/12/27 12:30

 巣ごもり生活で、パンを焼く機会が増えた。21年2月1日に発売予定のパナソニックオーブントースター「Bistro(ビストロ)NT-D700」は、パンの厚さや冷凍状態を気にしなくても最適に焼き上げてくれるハイグレードなトースターだ。モニター機を、ひと足先に借りられたので早速使ってみた。トーストはもちろん、そうざいパンの温め、おいしい焼き芋など、いろいろ使える1台だった。

21年2月1日発売予定のパナソニックオーブントースター
「Bistro(ビストロ)NT-D700」

 NT-D700は、種類の異なる「遠赤外線ヒーター」と「近赤外線ヒーター」を搭載。さらに、パンの厚さやパンの温度、庫内の温度など、さまざまな条件に応じて約7200通りの加熱制御を搭載しているという。パナソニックのスチームオーブンレンジ「Bistro」と同じブランド名を冠しただけあり、高性能なトースターなのだ。

 遠赤外線ヒーターは、表面をサクっと焼き上げ、近赤外線ヒーターで食材の中まで熱を浸透させて、パンの中央まであつあつに仕上げる。これにより可能になったのが、冷凍した厚切りパンのトーストだ。冷凍したパンは、表面と内部の温度差が大きいため、ちょうどよく焼き上げるのが難しい。本機の実力を試すために、コンビニで売っている4枚切りパンをひと晩冷凍して、トーストをつくってみた。
 
上側にある黄色の遠赤外線ヒーターと透明の近赤外線ヒーター
 
下側にも黄色の遠赤外線ヒーターがある

 ダイヤル操作は簡単だった。6~8枚切りなら「うすぎりトースト」か「冷凍うすぎりトースト」、4~5枚切りなら「あつぎりトースト」か「冷凍あつぎりトースト」を選択する。さらに好みの焼き色を1~5で設定。数字が大きくなるほど焼き色が濃くなる。今回は「冷凍あつぎりトースト」を選択して、焼き色は4の設定にした。
 
ひと晩冷凍させた4枚切りのパン(左)。「冷凍あつぎりトースト」モードで焼き色は4を設定

 加熱時間はおよそ6分だった。出来上がったトーストは、表面がカリッとして、中がふわふわ。もちろん中身は冷たくなく、ほんのり温かいちょうどいい温度に仕上がった。耳までしっかりと香ばしく焼き上がっており、この手軽さでこの仕上がり感は忙しい朝にもうれしい。
 
約6分で焼きあがったトースト(左)。裏側もしっかりと焼き色がついている
 
中はふわふわでほんのり温かい

アレンジトーストも簡単、エッグトーストは絶妙な焼き加減

 チーズトーストや卵をのせたエッグトーストをつくりたいときは、「アレンジトースト」モードにする。取扱説明書によると、チーズをとろっと仕上げたい時は「焼き加減1」、こんがり焼き上げたいときは「焼き加減2~3」がおすすめとのこと。こんがりしたチーズトーストが好きなので、焼き加減3にセットしてみた。

 出来上がりはご覧の通り、食欲をそそる焼き色に仕上がった。さらに、マヨネーズで土手をつくって生卵を落として焼く「エッグトースト」も試してみた。これは6枚切りにした。

 というのも、自宅で普段使っているトースターでよくエッグトーストをつくるのだが、6枚切りだと、火加減が難しくて失敗することもあるからだ。パンの焼き加減がうまくいったと思ったら卵の白身が固まっていなかったり、卵にあわせて火加減を調節するとパンが焼け過ぎたりしてしまうのだ。

 NT-D700で焼いてみて、白身はしっかりと固まっていながら、黄身はとろりとした仕上がりに正直驚いた。もちろん、パンもちょうどいい具合の焼き加減だった。難しいことを考えずに、トースターまかせで10分程度の焼き時間で、エッグトーストがおいしくつくれるのは満足だった。
 
食欲をそそる焼き色のチーズトースト(左)。難しいエッグトーストもきれいに仕上がった

カレーパンのあたためは表面カリカリ!中は熱すぎず

 「パンのあたため」も試した。本機には「そうざいパン/フランスパン/クロワッサン/冷凍クロワッサン」といったモードが搭載されている。そうざいパンモードで、コンビニで買ってきたカレーパンを温めてみた。

 カレーパンのように油を多く含んでる場合、付属の受け皿にアルミ箔を敷いて温める。カレーパンやアップルパイなど、サクッとした食感を楽しみたいパンは焼き加減5に設定する。およそ8分の焼き時間で出来上がったカレーパンは、焼きたてのようなカリカリとした食感で、さらに中は絶妙に温かい。これは、おいしかった。
 
カレーパンやアップルパイに適してる焼き加減5

実は一番つくっているのが焼き芋

 オート調理には「チルドピザ/冷凍ピザ/フライあたため/パックもち/焼きいも/じっくり焼きいも」モードがある。焼き芋は、品種がわからない場合やベニアズマなどでは「焼きいも」、安納芋やシルクスイートなどねっとりとした食感のものは「じっくり焼きいも」を選択する。

 実は、本機で一番はまったのは焼き芋だ。安納芋を「じっくり焼きいも」で焼いて、子どものおやつによく食べている。焼き時間は60分前後かかるが、焼いている最中にいい匂いが広がり、出来上がりがワクワクする。

 仕上がりは、皮がパリッとして香ばしい。昔ながらの石焼きいも屋で買ったときのような焼き芋に仕上がる。ねっとりとして甘みもたっぷり。ぜひ食べてほしい。個人的には焼き芋のためだけに本機を買ってもいいと思ったほどだった。さつまいもは大きさにもよるが、一度に4本まで入れられる。
 
皮はパリっと、中身はホクホクに焼ける

グラタンや焼き野菜は予熱なしでOK

 主なスペックも記しておこう。トーストの場合、一度に入れられる枚数は2枚。パックもちが6個、グラタン皿が舟形で2皿、ケーキ型で15×13.5cmの角型が入る。タイマーは30秒~25分、温度調節は120~260℃。外形寸法は幅34.1×奥行き32.8×高さ26.9cm。

 焼き色の設定にもよるが、薄切りのトーストなら所要時間は1.5~3.5分、厚切りのトーストでも1.5~4.5分程度。朝食時は2枚ずつ焼いているが、焼き時間が短いので、家族をそれほど待たすことなく、今のところ不便さは感じない。

 グラタンや焼き野菜などは予熱なしですぐにつくれるのも、時短につながってうれしい。角型のケーキ型が使えるので、ちょっとしたお菓子づくりなど、さまざまなメニューがつくれる。本格的なオーブンレンジはいらないけど、朝はパンをよく食べる、グラタンやクッキーぐらいつくりたいという人に、まさにぴったりなオーブントースターだと思う。(家電ライター・伊森ちづる)