今や世界で3本の指に入るスマートフォンメーカー、ファーウェイ。シェア拡大の原動力の一つが、Leicaとパートナーシップだ。Leicaと言えば、35mmフィルムカメラの規格をつくったドイツの老舗。写真好きなら誰もがあこがれる高級ブランドだ。そのLeicaの写真へのこだわりと技術が惜しみなく注ぎ込まれたのが2017年6月発売の最新機種「HUAWEI P10 Plus/P10」。カメラとしてのスマホ、という視点で、実力を解き明かす。

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Leicaと共同開発したダブルレンズカメラを搭載。
本格的にデジカメ代わりに使える「HUAWEI P10 Plus」(左奥)と「HUAWEI P10」(右)

明るいLeicaレンズで「デジカメ並」クオリティを追求

 BCNが7月にインターネット上で20~69歳の男女500人に実施した調査によると、手持ちのスマートフォンで写真を撮影する際、何らかの不満を感じている人は約8割に達し、不満点の上位3位は、「夜景や花火など、暗いところがうまく撮れない」(37.4%)、「バッテリがすぐなくなる」(26.8%)、「ズームがあまりできない」(22.6%)だった。夜景や花火は、通常のデジカメですら、思ったように撮れないもの。ましてスマホでは、フラッシュが届かず、ブレが激しい失敗写真になりがちだ。

 少数派ながら、「ボケ感がある写真が撮れない」(12.6%)、「画質が悪く、きれいに撮れない」(12.4%)、「人物がうまく撮れない」(10.4)といった悩みもあり、利用頻度が高いだけに、不満も多いという実情が浮かび上がった。
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 大画面のハイエンドモデルを中心に、背面に2つのカメラを備えた「ダブルレンズカメラ」を搭載する機種が増えているが、そのアプローチは、実はメーカーごとに異なっている。主流は、より広いアングルで撮影可能な広角レンズを採用したメインカメラと望遠レンズを採用したセカンドカメラを組み合わせる方式だ。

 「HUAWEI P10 Plus/P10」の場合、広角レンズではないものの、本来ならスマホ本体の価格をはるかに超える高価なLeica製のレンズを搭載し、F1.8~F2.2の明るいレンズ、4つの高速AF、1200万画素のカラーセンサと2000万画素のモノクロセンサを組み合わせ、画質をより高めるというアプローチだ。
 
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アウトカメラの通常モードで撮影。特に赤の発色が鮮やかだ

 最大の特徴は、カラーとモノクロの2つのセンサの組み合わせ。また、レンズのF値の値が小さいほど、暗所でも明るく撮れるため、F値1.8と明るいプロ版の「SUMMILUX-Hレンズ」を採用した「HUAWEI P10 Plus」、F値2.2の「SUMMARIT-Hレンズ」を採用した「HUAWEI P10」とも、よりローライト(暗所での撮影)に強くなった。他社のダブルレンズカメラ搭載機種と同様、最大2倍の光学ズーム、10倍のデジタルズームにも対応し、遠くの被写体も劣化なくズームアップして撮影できる。
 
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ローライトに強く、イルミネーションもバッチリ(撮影地:あしかがフラワーパーク)

 人物やSNSにアップロードしたいお気に入りの小物の撮影に適した「ポートレート」モード、撮影後にフォーカス位置を変更し、ボカシの効果と範囲を調整できる「ワイドアパーチャ」モードも、「HUAWEI P10 Plus/P10」の特徴の一つ。「ボケ感がある写真」も「人物写真」も手軽にカメラまかせで撮れる。
 
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「ポートレート」「ワイドアパーチャ」の各モードのオン・オフはカメラ画面上部のアイコンから。
適用中はオレンジ色に変わる

 メインカメラでは、カメラ画面を下から上にスライドすると通常モードから「プロカメラモード」に切り替わり、タッチ操作で本格的なマニュアル撮影が可能。セルフィー向けのインカメラにも、F値1.9の明るいレンズを採用しており、速いシャッタースピードで確実に一瞬を切り取れるため、撮影シーンの幅が広がり、失敗も少なくなる。

 ズームや描写力など、カメラとしての基本性能が向上し、日常でふと気になる光景や旅先の撮影、ちょっとしたパーティなどのイベント撮影は、もうスマホのカメラ1台で十分な水準に達しているといえるだろう。特に0~10段階で美白効果を調整できる「ポートレート」モードは、適当な構図でも「絵になる」。プロ級の仕上がりを誰もが手軽に楽しめるのは秀逸だ。
 
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「ワイドアパーチャ」をオンにして撮影。フォーカス位置や深さは後から変更できる
 
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ボカシや陰影を加えて芸術的に仕上げる「ポートレート」モード。カメラまかせで効果が変わるので面白い

予算と持ちやすさ、カラーで選べる2機種

 カメラ機能でスマホを選ぶ場合、カメラのスペックに目が行きがちだが、画面サイズも重視したい。撮影のしやすさ、普段の使い勝手に直結するからだ。

 約5.5インチの2Kディスプレイを搭載した横幅74.2mmの「HUAWEI P10 Plus」は、大画面で確実に被写体をとらえ、閲覧時の迫力もひときわだ。一方、手の小さい人や、ズボンや上着のポケットなどに入れて持ち運びたいなら、画面サイズが約5.1インチと小ぶりな「HUAWEI P10」のほうが使いやすいだろう。価格もより手ごろだ。
 
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持ちやすい適度なサイズの「HUAWEI P10」。グラファイトブラックはマットな仕上がりだ

 カラーも異なり、明るい個性的なカラー2色展開の「HUAWEI P10 Plus」に対し、「HUAWEI P10」は、ダズリングブルー、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラックのオーソドックな4色。また、PANTONEとコラボレーションした「HUAWEI P10」のダズリングブルーと、「HUAWEI P10 Plus」のダズリングゴールドには、背面に凸凹のある特殊な仕上げ(ダイヤモンドカット)を施し、よりホールドしやすく、傷もつきにくい。
 
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ダイヤモンドカットを施した「HUAWEI P10 Plus」のダズリングゴールド。
カラーによって表面加工を変え、より個性を際立たせている

 家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、ファーウェイのスマホで現在、一番売れている機種は「HUAWEI P10 lite」で、SIMフリースマホ全体でも、今年6月の発売以来、トップを独走中。その上位機種となる「HUAWEI P10 Plus/P10」は、カメラ機能をより重視する人におすすめしたい。

 なお、ファーウェイでは、11月14日まで、「#HUAWEIサンタがやってきた!一足早いクリスマスプレゼントをGETしよう キャンペーン」の第1弾として、公式アカウント(@HUAWEI_Japan_PR)をフォローしてTwitter上で応募すると、抽選でそれぞれ1名に「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」が当たるキャンペーンを実施している。カメラ顔負けのスマホを試すチャンスだ。


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