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マランツ初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」、フルディスクリート無帰還型出力バッファ搭載

ニュース

2014/09/04 13:41

 マランツは、USB-DAC/ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」を10月上旬に発売する。税別価格は10万8000円。

HD-DAC1

HD-DAC1

 コンパクトな本体に、定評のあるUSB-DAC機能と、新開発の無帰還型出力バッファーを搭載したヘッドホンアンプをパッケージングしたマランツ初のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ。デスクサイドにコンパクトなPCオーディオシステムを構築し、ヘッドホンやパワードスピーカーで高品位サウンドを楽しめる。入念な設計とサウンドチューニングによって、Hi-Fiオーディオシステムに組み込んでも十分なパフォーマンスを発揮する。

 USB-DAC機能は、新たにPCからのDSD信号(2.8/5.6MHz)入力に対応し、ASIOドライバによるネイティブ再生とともに、DoP(DSD Audio over PCM Frames)にも対応。PCM信号は最大192kHz/24ビットまで入力でき、PCとクロック同期を行わず、本体の高精度クロック回路で制御するアシンクロナスモードにも対応し、PC側のクロックのジッター(揺らぎ)に左右されないジッターフリー伝送を実現する。

 本体には、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2を搭載。同軸/光デジタル入力とUSB-A端子で入力した信号は、D/A変換の前にジッターリデューサによってジッターを低減する。

 フロントパネルのUSB-A端子でiPod/iPhoneとデジタル接続し、USBメモリに保存した音楽ファイル(MP3/WMA/AAC/WAV)を再生。iPodの内蔵D/Aコンバータを使用せず、音楽信号をデジタルのまま出力して本体のD/Aコンバータでアナログ変換することで、より高品位に再生する。また、最大48kHz/16ビットの信号に対応し、iPodのバッテリ充電機能を備える。

 アナログ出力は、独自の高速アンプモジュール「HDAM」と「HDAM-SA2」による電流帰還型フィルターアンプ兼送り出しアンプ構成のフルディスクリート回路。新開発のヘッドホンアンプを搭載し、ゲイン切替え機能やシールドケースつきEIコアトランス、カスタムブロックコンデンサなど、高音質を実現する機能や部品を採用する。

 音声出力は、アナログ(固定)×1、アナログ(可変)×1、ヘッドホン×1。PC接続時の対応OSは、Windows 8/7/Vista、Mac OS X 10.6.3以降。