ティアックのリニアPCMレコーダー「DR-40」、可動式ステレオコンデンサマイクを搭載

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2011/09/20 11:43

 ティアックは、24ビット/96kHz対応のリニアPCMレコーダー「DR-40」を、「TASCAM(タスカム)」ブランドで9月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万円前後の見込み。

TASCAM DR-40

 録りたい音源に合わせてA-B方式/X-Y方式を切り替えられる可動型単一指向性ステレオコンデンサマイクを搭載。125SPLの耐音圧で、大音量でも安心して使用できる。また、本体底面にファントム電源対応のロック付きXLR/TRSコンボジャック入力を搭載し、プラス4dBuのラインレベル入力にも対応する。

 録音は、通常の2トラックステレオ録音に加えて、4トラックモードを搭載。低いレベルでのバックアップ録音ができる「デュアルレコーディング」、音楽制作に便利な「非破壊オーバーダビング」、内蔵マイクと外部入力の同時録音による「4CHレコーディング」などの活用が可能。

 また、入力音のピークを検出して、最適な録音レベルを自動的に設定する「ピークリダクション機能」や、音程はそのままで再生速度を0.5~1.5倍の範囲で変えられる「VSA機能」、楽器録音時に役立つ「リバーブエフェクト」など、多彩な機能を搭載。「クイックメニュー機能」によって、直感的に操作できる。

外部バッテリー「BP-6AA」(左)と、ワイヤード/ワイヤレスリモートコントローラ「RC-10」

 サイズは、マイク閉状態が幅70×高さ155×奥行き35mm、マイク開状態が幅90×高さ155×奥行き35mm。重さは213g(電池含まず)。電源は単3形乾電池×3で、20時間以上の長時間駆動を実現。アルカリまたはニッケル水素単3形乾電池を6本使用する、別売の外部バッテリ「BP-6AA」を使用すれば、さらに長時間の駆動が可能になる。「DR-40」を操作できるワイヤード/ワイヤレスリモートコントローラ「RC-10」も発売。どちらも9月下旬発売で、価格は5250円。