シマンテック、ノートン新製品の機能を公開、レピュテーション保護を強化

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2010/07/30 13:54

 シマンテックは、7月29日、セキュリティソフトの新製品となる「ノートン インターネットセキュリティ 2011」と「ノートン アンチウイルス 2011」の主な機能を公開した。

新製品の機能を説明する風間彩・コンシューマ事業部門・リージョナル プロダクト マーケティング シニアマネージャ

 新製品では、安全性を評価するレピュテーション技術を強化。インストールや実行前に、これまでInternet ExplorerとFirefoxだけに対応していたダウンロードファイルの危険性を警告する「ダウンロード インサイト」機能が、新製品ではGoogle Chrome、Safariなど他のブラウザにも対応。メーラー、メッセンジャーなどのソフトにも対応し、ほとんどのダウンロードファイルに適用される。


 ユーザーインターフェイスでは、管理コンソール画面に「脅威活動マップ」を表示し、世界のどこで脅威が起こっているかを視覚的に確認できる。また、「プロアクティブなパフォーマンス告知機能」を搭載。CPUやメモリなどのPCリソースの使用状況を自動で告知する。

 また、マルウェアに感染して正常に起動しないPCのレスキュー対策として、ブータブルメディアを作成する「ノートン ブータブル リカバリ ツール」が、従来のCDやDVDに加え、USBメモリにも対応するようになった。