イケメンとのラブロマンス! インテリジェントデザインのDS用英会話学習ソフト

ニュース

2010/05/18 18:57

 インテリジェントデザイン(山田政弘社長)は、5月18日、任天堂の携帯ゲーム機、ニンテンドーDS用英会話学習ソフト「ハンサム×ENGLISH イギリスに恋して」の記者発表会を開催した。価格は5040円で、7月下旬に発売する。女性をメインターゲットに、発売後2-3年で50万本の販売を目指す。

 「ハンサム×ENGLISH イギリスに恋して」は、「英会話学習を苦痛に感じるのではなく、楽しんで学べる仕組みづくりに尽力したゲーム感覚の英会話学習ソフト」(山田社長)。雑誌「フィガロジャポン」の女性編集部員という設定のプレイヤーが主役となり、“イケメン”とのラブロマンスが盛り込まれたストーリー展開を楽しみながら英語学習ができる。登場人物の口の動きを見ながらネイティブの発音を学ぶことができ、ひとつのフレーズを何度も繰り返して練習できるなど、目と耳で発音練習ができるようになっている。

ニンテンドーDS用英会話学習ソフト「ハンサム×ENGLISH イギリスに恋して」

 コンテンツはアニメーションではなく、“イケメン”も含めて実写を採用。背景は、すべてイギリスで撮影した。ロンドンの観光名所や湖水地方の自然など、実在する観光地や店舗などの背景で、イギリスの雰囲気も楽しめることも特徴になっている。発表会に出席した駐日英国大使館のサイモン・ウッド広報部長は、「このゲームをきっかけに、イギリスの景色やホテルなどを体験してほしい」と、観光客誘致への期待を述べた。

インテリジェントデザインの山田政弘社長

 ユーザーターゲットは、20-40代の女性。家電量販店やゲームソフト店などのチャネルに加え、「旅行代理店やカフェ、大学、美容室チェーンなど、女性のライフスタイルを軸にしたチャネルを開拓していく」(山田社長)方針だ。

 今後は、電子辞書向へのバンドルや、iPad向け、また日本語版だけでなく中国語版や韓国語版など、他言語のラインアップを検討する。また、「PC向けの展開もあり得る」(山田社長)と、PCソフト市場への参入にも意欲を示している。

 発表会には、ソフトの英語監修を行った国際交流機関ブリティッシュ・カウンシルのマイケル・サンダークリフ法人教育機関マネージャーも出席。「このソフトは、ストーリー性があり、楽しく意欲的に英語が学べる。今後もこうした新しい英語学習の試みに積極的に取り組んでいく」とコメントした。