東芝は4月7日、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新製品として、フラグシップモデル「ZX8000」「ZH8000」「Z8000」の計3シリーズ7機種を、4月25日から順次発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 全シリーズに、透明で艶のある1920×1080画素の「フルHDクリアパネル」を採用。パネル表面での乱反射と映像拡散を抑え、きめ細やかな映像を再現する。また新たに、バックライトの点滅で映像に黒を挿入し、1秒間に240枚の映像を映し出す「Wスキャン倍速」機能を搭載。残像感を低減した。


 1920×1080画素のフルHDに満たない映像を復元する超解像技術「レゾリューションプラス」を進化させた「レゾリューションプラス2」も搭載。これまで超解像処理をしなかった、DVDレコーダーなどから出力された解像度の低い映像も周波数ヒストグラムを分析し、精細度に合わせた補正処理で高画質に復元する。


 さらに、「REGZA」史上最高画質の最上位モデルという位置づけの「ZX8000」シリーズは、白色LEDバックライトの発光をブロックごとにきめ細かくコントロールする、新開発の「LEDバックライトコントロールシステムLSI」により、200万:1のダイナミックコントラストを実現。輝く白と引き締まった黒を再現できる。


 チューナーは、全機種、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基ずつ搭載し、市販の外付けHDDにデジタル放送を2番組同時に録画することができる。「ZH8000」シリーズは、外付けHDDだけでなく、300GBの内蔵HDDにも録画可能。映像配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」や、4月からYahoo!がサービスを開始した「テレビ版Yahoo! JAPAN」にも対応する。


「テレビ版Yahoo! JAPAN」の画面


 実勢価格は、「ZX8000」シリーズの55V型「55ZX8000」が60万円前後、46V型「46ZX8000」が50万円前後。「ZH8000」シリーズの55V型「55ZH8000」が50万円前後、47V型「47ZH8000」が40万円前後、「Z8000」シリーズの47V型「47Z8000」が37万円前後、42V型「42Z8000」が32万円前後、37V型「37Z8000」が27万円前後の見込み。


 発表会では、大角正明・デジタルメディアネットワーク社 テレビ事業部 事業部長が、今回、従来の「ZH」「Z」シリーズに加えて、「ZX」シリーズを投入し、フラグシップモデルのラインアップを厚くした理由について、「2008年、大画面サイズモデルのシェアを牽引したのは、フラグシップモデルの『ZH』『Z』シリーズだった」とコメント。Webアンケートによると、「内蔵・外付けHDDへ録画ができること」、超解像技術などによる「高画質」が支持を集めたという。


大角正明・デジタルメディアネットワーク社 テレビ事業部 事業部長


 また同氏は、「これからも、ユーザーの期待を超える製品を投入していきたい」と、09年のテレビ事業に対する意気込みを語った。

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