三洋電機は、リニアPCMレコーダーの新製品として、音楽の録音を重視した上位モデルの「ICR-PS1000M」と、普及モデルの「ICR-PS185RM」「ICR-PS182RM」を4月下旬に発売する。価格はいずれもオープン。

 「ICR-PS1000M」は、奥行きや定位感に優れたステレオ録音が行える新開発の大口径X-Y型マイクを搭載。左右の音を広範囲にカバーしながら、正面の音を両マイクが同じ位相と感度で捉え、中抜けすることなく自然な集音が行える。新開発LSI「DIPLY ENGINEII」搭載し、単3形乾電池1本で、MP3形式の場合約50時間の駆動を実現した。

 このほか、Wolfson製ステレオCODECやレベルメーターとピークランプで細かな感度調整ができるマニュアルレベル調整機能、過大入力を自動で調整し音の歪みを抑えるピークリミッター機能なども搭載。ヤマハの協力により、イコライザーやローカットフィルターなどの機能も備える。

 従来の暗証番号によるセキュリティに加え、指紋認証機能も搭載した。録音形式はPCM、MP3で、最高音質はPCM形式の48kHz/16bit。記録媒体はmicroSD/microSDHCカード。サイズは幅46.5×高さ129.5×奥行き17.5mm、電池を含む重さは約92g。カラーはブラック。同社製の充電池「eneloop」やウィンドスクリーンも付属する。実勢価格は3万5000円前後の見込み。

 一方「ICR-PS185RM」「ICR-PS182RM」は、CDと同等の音質で収録できる小型・軽量の普及機。集音性に優れたステレオマイクを搭載するほか、背面に折りたたみ式USB端子を装備し、PCと簡単に接続できる。録音形式はPCM、MP3で、最高音質はPCM形式の44.1kHz/16bit。サイズは幅33×高さ112×奥行き13mm、電池を含む重さは約48g。電源は単4形乾電池1本。メモリ容量と実勢価格は「ICR-PS185RM」が2GBで2万円前後、「ICR-PS182RM」が1GBで1万5000円前後の見込み。