AHS、音楽作成ソフト、ジャンルと曲の長さから自動で作成

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2007/12/10 14:54

 AHS(尾形友秀社長)は、Windows用の音楽作成ソフト「Music Maker Producer Edition」を12月21日に発売すると発表した。

 音楽ソフト「Samplitude」「Sequoia」のエンジンをベースに開発。ジャンルと曲の長さを指定するだけで、収録する3500以上の素材から自動的に曲を作成する「ソングメーカー機能」や、5.1サラウンドの音声ファイルの作成が可能な「マスタリング機能」を搭載する。

 素材をドラッグ&ドロップで並べるだけで手軽に楽曲を作成できるほか、キーボードやMIDIキーボードのキーに音を登録しておくことで、いつでもアレンジした音を演奏できる「ライブパフォーマー機能」を備える。演奏音楽や歌をマイクからレコーディングした音声を編集したり、素材として使用したりすることも可能。

 ドイツのYELLOW TOOLS社と共同開発した新音源「VITA」を付属しており、ピアノやベースなど、さまざまな楽器を高音質で演奏でき、オリジナル楽器と同様に11種類のコントロールが可能。アナログシンセサイザーの音をモデルにした「Revolta2」や、リズム音源をモデルにした「Robota」などの音源も搭載する。楽器プラグインは「VSTi」に対応し、エフェクトは「VST」「DirectX」が使える。対応OSはWindows Vista/XP/2000。

 価格は、通常のパッケージ版「Music Maker Producer Edition」と、数量限定の特別版で「jamバンドDiscケース」を同梱する「Music Maker Producer Edition 特別限定版 jamバンド」が1万4800円。乗り換え版の「Music Maker Producer Edition 乗り換え版」と、アカデミック版の「Music Maker Producer Edition アカデミック版」が9800円。