ソニー、写真をハイビジョンテレビで楽しむ、設置型「メディアストレージ」

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2007/09/07 20:00

 ソニーは9月6日、設置型のメディアストレージ「HDMS-S1D」を11月16日に発売すると発表した。デジタルカメラで撮影したデータを内蔵HDDに保存し、ハイビジョン対応テレビに接続して写真鑑賞が楽しめるのが特徴。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

 SDメモリカードやコンパクトフラッシュ、メモリースティックなどさまざまなメモリカードに対応。内蔵スロットにメモリカードを挿し込んで「取り込み」ボタンを押すだけで、80GBの内蔵HDDに画像データを取り込める。また、USBやLANケーブルでパソコンと接続し、画像データを取り込むことも可能。DVD・CDドライブも搭載し、HDDに取り込んだ画像データをDVDやCD-Rに書き出すこともできる。HDMI端子を使って、ハイビジョンテレビに接続すれば、フルHD画質で写真を映し出せる。

 写真を取り込むと、BGMなどを加えたスライドショーを自動で作成するソフト「x-Pict Story HD」と、同じくフォトアルバムを自動で作成するソフト「x-ScrapBook」も搭載した。

 保存可能ファイルはJPEG、RAWデータで、撮影時の条件などを記録するExif情報の取り込みにも対応。USBポートはタイプAとBを1つずつ備えるほか、LAN、HDMI出力なども各1つずつ装備する。対応OSは、Windows Vista、XP。サイズは幅171×高さ115×奥行き195mm、重さは約2.7kg。

ソニーhttp://www.sony.co.jp/


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