サイボウズ、ジャングルと業務提携し、家電量販店でグループウェアを販売

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2007/07/06 10:12

 サイボウズ(青野慶久社長)は7月5日、おもにコンシューマー向けソフトの販売を行うジャングル(高田晃子社長)と業務提携を結び、家電量販店で同社ソフトを販売すると発表した。第1弾として、Webグループウェア「サイボウズ Office 6 基本セット パッケージ版(10ユーザー)」を7月20日に発売する。

 サイボウズ(青野慶久社長)は7月5日、おもにコンシューマー向けソフトの販売を行うジャングル(高田晃子社長)と業務提携を結び、家電量販店で同社ソフトを販売すると発表した。第1弾として、Webグループウェア「サイボウズ Office 6 基本セット パッケージ版(10ユーザー)」を7月20日に発売する。

 同社はこれまで大・中規模の企業向けに、ホームページを活用したソフトの直接販売を行ってきた。02年9月からは販売経路を増やすため販売パートナー制度も導入した。今回、家電量販店との強い関係を持つジャングルと業務提携することで、従業員10人以下の小規模企業の顧客を獲得していくのが狙い。

 「サイボウズ Office 6」は、「スケジューラー」や「掲示板」機能を搭載したグループウェア。これらの機能を使うことで、スケジュール調整などの中間業務の省力化、各個人に閉じられがちだった知識やノウハウなどの蓄積、共有化を実現する。10ユーザー版の価格は8万3790円。

 今後同社は、同製品の店頭での認知度を高めるため、ジャングルとともにさまざまな販売プロモーションを展開する。07年中には200社以上への導入を目標とし、将来的には他の同社製品も店頭で販売する予定。