NTTドコモは4月27日、PHSサービスを08年1月7日で終了すると発表した。ドコモでは第3世代(3G)携帯電話「FOMA」をサービスの主軸に置いており、PHSから撤退。今後は経営資源を3Gに集中する。

 NTTドコモは4月27日、PHSサービスを08年1月7日で終了すると発表した。ドコモでは第3世代(3G)携帯電話「FOMA」をサービスの主軸に置いており、PHSから撤退。今後は経営資源を3Gに集中する。

 ドコモのPHSサービス契約数は07年3月末時点で45万。利用者に対してはFOMAへの契約変更を案内するダイレクトメールを送付する。ドコモショップでも案内するほか、相談にも対応する。また、サービス終了後もPHSを利用したいユーザーにはウィルコムへの乗り換え案内も行う。

 PHSの定額データ通信サービス「@FreeD」の利用者に対しては、代替として、FOMAで通信速度が64Kbps(キロビット/秒)の定額データ通信サービスを07年10月から提供する。月額料金は4200円。別途、「mopera U」などのプロバイダ契約が必要となる。

 同時に、1.5GHz帯を使った携帯電話「シティフォン(関西では「シティオ」)」のサービスを08年6月30日に終了することも発表した。ドコモではシティフォンの利用者にもPHSユーザー同様、ダイレクトメールでFOMAへの変更を案内するほか、ドコモショップで告知していく。シティフォンはNTTドコモ、NTTドコモ関西、NTTドコモ東海がサービスを提供している。シティフォンの契約数は07年4月25日時点で2万8500。

 また、同日発表した07年3月期の連結決算は営業収益が前期比0.5%増の4兆7881億円、営業利益が同7.1%減の7735億円、純利益は同25.1%減の4573億円だった。FOMAの端末販売数が伸びたことで、端末単価が上昇し、販売手数料も増加したため利益を圧迫した。

 08年3月期の見通しは営業収益が前期比1.3%減の4兆7280億円、営業利益が同0.8%増の7800億円、純利益は同4.1%増の4760億円を見込む。