サン・マイクロシステムズ(ダン・ミラー社長)は、「Microsoft Office」との高い互換性をもつ統合オフィスツールの最新版「StarSuite 8」を発売した。

 同社は今回、企業への一括導入向けの「エンタープライズ版」と、パソコンへのプリインストールやソフトへのバンドルを想定した「OEM版」を販売。市販向けには、ソースネクスト(松田憲幸社長)から「スタースイート8」が販売されている。

 「StarSuite 8」は、ワープロ/表計算/プレゼンテーション/図形描画/Webパブリッシング/グラフ作成/数式エディタ/データベースなどのアプリケーションを統合したオフィスツール。ユーザーやオープンソース開発者コミュニティ(OpenOffice.org)からのフィードバックにより、数々の新機能を追加するとともに、他のオフィスツールとの互換性も強化した。

 標準のファイル形式には、OASISスタンダードである「Open Document ファイルフォーマット」を採用。「エンタープライズ版」や「OEM版」のライセンスはユーザーごとに付与されるため、1人のユーザーが、プラットフォームを問わず最大5台のコンピュータに「StarSuite 8」をインストールすることが可能(ソースネクスト版「スタースイート8」は1台分のライセンス)。パソコンを複数台所有するユーザーも、複数のライセンスを追加購入する必要がない。また、「Microsoft Windows」以外に、Solaris OSや、Linux OSにも対応しており、複数のOS環境を運用する企業や個人において一貫性のある文書管理を実現する。

 「エンタープライズ版」では、「StarSuite」の基本機能に加え、「LDAPディレクトリサービス」を使用し、組織内で運用される各デスクトップ上の「StarSuite 8」を集中管理する「Java Desktop System Configuration Manager」を搭載。また、「Microsoft Office」で利用されているマクロを「StarSuite 8」で利用するための「マクロ移行支援ツール」を搭載するなど、中大規模ユーザーの利便性を高める機能を強化している。税別価格は、5ユーザー購入時で1ユーザー当たり1万4000円、101ユーザー購入時で1ユーザー当たり9900円、5001ユーザー購入時で1ユーザー当たり5300円。

 「OEM版」は、サン公認OEM販売パートナーから、パソコン/Linux OS/ソフトウェア製品などへのプレインストール/バンドルを通して幅広く提供する。今回とくに、ソーテック(山田健介社長)が新たに販売パートナーとなり、同社製パソコンへのバンドルを順次開始する。

 そのほかのOEM販売パートナーは、エム・シー・エス、MCJ、オムロンソフトウェア、ターボリナックス、九十九電機(石丸電気/ノジマ)、テガラ、メディアラ。