ソリューション、TV画質をビシッと調整「SpyderTV」、経年劣化の回復にも

ニュース

2005/10/06 11:56



 ソリューション システムズ(依光和夫代表取締役)は、米datacolor社のTVモニタキャリブレーションシステム「SpyderTV」を11月下旬から販売開始する。必要システム要件は、リモコン付きDVDプレーヤーと、Windows XPまたは2000を搭載するコンピュータ。価格は5万9850円。

 「SpyderTV」は、液晶、プラズマ、リアプロ、CRT、DLPなどホームシアター用ディスプレイの画質を調整し大幅に改善させるツール。ハードウェア「SpyderTVセンサー」とソフトウェア「SpyderTVソフトウェア」からなり、わずか約30分で画質を改善できる。

 具体的には、同梱するDVDからテストパターンを表示し、Windows PCに取り付けた「SpyderTVセンサー」で測色。ウィザード形式の「SpyderTVソフトウェア」により、テレビの明るさ、コントラスト、色の濃さ、色合い、色温度などの調整をテレビ設定メニューのスライダーで調整する。キャリブレーションは6か月ごと、または新しいDVDプレーヤーなどを導入した場合に行う。これにより、経年変化による画質劣化を改善させることができ、長期的な画質維持も可能となる。