日立製作所(庄山悦彦社長)は、流体解析や気象予測といった科学技術計算向けのコンピュータ「スーパーテクニカルサーバ HITACHI SR11000 モデルK1」を10月7日から発売する。価格は2億7720万円から。

 同製品は、1ノードにPOWER5+プロセッサ(2.1GHz)を16個搭載し、最小4ノードから最大512ノードまでの構成が可能。これにより、世界最高クラスの最大理論ピーク性能68.8TFLOPS、単位面積あたりの理論ピーク性能約710GFLOPS/m2を実現する。

 1ノードにおける実効性能は、16個のプロセッサに振り分けた演算を並列処理させることで、ベクトル型プロセッサに匹敵する性能を発揮。同モデルは、特に大量データを読み書きする科学技術向けプログラムで、従来機種に比べプロセッサ周波数比を上回る20%以上の実効性能向上を実現する。

 オペレーティングシステムには、AIX 5Lを採用し、Linuxとの高い親和性や業界標準に対応したオープンな環境を提供する。