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京都『沐 moku』にて。名物・和牛串のどて煮と気の利いたアテで昼飲み。

グルメ

2024/04/23 17:00

 最近魅力的な店が続々オープンしている、京都・五条界隈。祇園からも徒歩10分強ほどの注目のエリアで連日にぎわいを見せているのが、まだ陽の高い15時から飲める『沐 moku』だ。築120年の町家を利用した店舗は気持ちのいい空間で、和の雰囲気を残しつつモダン。

店内は緑のタイルやアンティークのランプがモダンで印象的。

いろんなお酒に合う、和牛串のどて煮。

定番20種、本日のおすすめ6種とそれほど居酒屋としてはそれほど多くない品数ながら、
「揚げたてコロッケのポテサラ」「蟹と大葉 ブッラータチーズの春巻き」など、ちょっとひねりの利いたメニューも揃い、何を食べようか迷ってしまう。

おすすめメニューにはわかりやすく「沐」マークが付いているが、なかでもぜひ注文したいのが「和牛串のどて煮」。ヒレに近い部分を柔らかく仕上げ、昆布と椎茸のだしをベースにした赤味噌だれを絡めて。これがビールにも、ワインにも、ハイボールや酎ハイにもよく合う。

2023年12月の開店からすぐに人気店となったのが頷ける、肴の完成度にお酒の揃い、心地のいいサービス。満席の日も多いので予約をお忘れなく。
 
濃厚な味噌だれはキレよく澄んだ味わい。
辛子がいい仕事をします。

『沐 moku』
住所/京都府京都市東山区音羽町325

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
あまから手帖Online=https://www.amakaratecho.jp/