関西の人気シェフに、短時間で簡単に作れるレシピを、教えていただきました。今回ご紹介するのは、大阪の創作中華の草分け『空心』の大澤広晃シェフ作、豆腐と鯛ののっけめし。

豆腐を使うのでヘルシーに。でもアツアツの油でコクが出るので満足感たっぷり。なんと、3分で完成します。
 

豆腐と鯛ののっけめし

 
【材料】（1人分）
鯛（刺身用）…4切れ前後
ご飯…150g
絹豆腐…半丁
青ネギ（小口切り）…3本分
ピーナッツ油（ゴマ油でも可）…大さじ5
七味唐辛子、ピーナッツ…各適量

〈A〉
醤油…大さじ1/2
砂糖…ひとつまみ

【作り方】
1.フライパンにピーナッツ油を入れ、軽く煙が上がる程度まで熱する。
2.1を熱している間に、絹豆腐を食べやすい大きさに切る。
3.器にご飯を盛り、2と鯛の刺身をのせる。青ネギ、七味唐辛子、お好みでピーナッツをちらし、1を上から回しかける。
4. 〈A〉をかけていただく。

～大澤シェフより～
手軽に“中華風”にするために、広東料理の蒸し魚の技法を用いました。上から熱々の油をじゅわっとかけることで香ばしい風味が立ち、コクもアップ。刺身も半生の良い具合になるんです。具はスーパーで売ってるパックのものでOK。

今回は鯛を使いましたが、アジや帆立貝柱、加熱の必要がないものであればコンビニで売っているサラダチキンでも良いんです。お好みでパクチーをのせても美味。

豪快に混ぜていただけば、様々な食感や風味が楽しめるので、アテにもシメにも最適です！

『酒中花 空心』は、大阪・新町で圧倒的な独創性を放つ中華を提供し、中華の名店として知られるように。2021年には梅田の「阪神梅田本店」に出店しました。2022年に本店を北新地に移し、店名も『有 伽藍堂』へと変更しましたが、『空心』の味は阪神百貨店で味わうことができます。

『空心』
住所／大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店9階 フードホール

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。
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