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PayPayカード ゴールドを徹底解説 特典やPayPayカードとの違いを紹介

暮らし

2023/09/13 17:00

 2022年11月に誕生した「PayPayカード ゴールド」は、ソフトバンクのサービスを利用している人にとって、メリットが多いカードです。通常利用時のポイント還元率が高かったり、ナンバーレスのためセキュリティ面で安心できたりと、さまざまな利点を含んでいます。


 ただし、年会費がかかる点やソフトバンクユーザーではない人にとってのメリットは、気になるところです。この記事では、Paypayゴールドカードの特典を徹底解説します。PayPayカードとの違いも紹介するため、切り替えを検討している人も、ぜひ参考にしてください。

PayPayゴールドカードとは?

 PayPayカードゴールドは、2022年11月に登場したクレジットカード(ナンバーレス)で、PayPayカードの上位カードにあたります。年会費1万1,000円で、旅行障害保険や国内主要空港ラウンジサービスが付帯されているほか、ショッピングガード保険などその他の特典が充実しているのも特徴です。国際ブランドは、JCB / Visa / Mastercardが用意されています。

 発行スピードも早く、申し込みから1週間~10日程度で発行可能です。なお、PayPayカードからPayPayカード ゴールドへの切り替えもできます。
 

メリット・デメリットについて


 

 PayPayカード ゴールドは、ナンバーレスです。カード番号が印字されていると不正使用のリスクがともないますが、PayPayカード ゴールドであれば表面・裏面ともにカード番号が印字されていないため、セキュリティ面で安心できるでしょう。

 なお、カード番号を確認するためにはアプリを起動する必要があります。カード番号を簡単には確認できなくなるため、手間がかかると思う人もいるかもしれません。カード番号の盗み見による不正使用リスクが低くなる点は、メリットといえるでしょう。

 PayPayに自動で残高チャージできる点も、魅力です。PayPayカードとPayPayカード ゴールドのみ、PayPayへ自動残高チャージできます。普段からPayPayを使っていて、残高を自動でチャージしたい場合は検討してみるといいでしょう。

 その他に、通常利用時のポイント還元率が高い点、ソフトバンク関連のサービス利用時のポイントについてYahoo!プレミアム特典の利用権が付く点については、次項「Paypayゴールドカードの特典」で詳しく解説します。

 PayPayカードゴールドのデメリットは、以下のとおりです。

■年会費が発生する
■ソフトバンクのサービスを利用しない人にとってはメリットが少ない

 たいていのゴールドカードであれば当然ですが、PayPayカード ゴールドも年会費が発生します。支払いや付帯サービスを利用しない人にとっては特典などで恩恵を受けられないため、年会費が発生する点はデメリットといえるでしょう。

 次項の特典でも紹介しますが、PayPayカード ゴールドはソフトバンクのサービスと連携しています。ソフトバンクのサービスを日常的に利用しない人には恩恵がないため、メリットが少ないかもしれません。
 

PayPayカード ゴールドの作り方


 

 PayPayカード ゴールドが気になる人に向けて、カードの作り方の流れについても解説します。

 PayPayカード ゴールドは、スマホ(PayPayアプリ)から申し込みできます。最短5分で手続きができるのが特徴です。運転免許証・支払い口座の情報・勤務先情報が必要となるため、用意しておきましょう。

 流れは、以下のとおりです。

1. PayPayアプリをダウンロードする
2. PayPayカード ゴールドの公式サイト>「アプリから新規申し込み」をタップし申し込む
3. 住所氏名などを登録する
4. 支払口座を登録して完了

 まずは、PayPayアプリをダウンロードしてください。すでにPayPayアプリを持っていて、本人確認済みの場合は、入力事項が少なく済むでしょう。

 PayPayカード ゴールドの公式サイトにて「アプリから新規申し込み」をタップし、申し込みページに進みます。氏名・生年月日などを入力し、使用したいカードのブランドを選択。支払口座を登録すれば、完了です。

入力する主な事項は、以下のとおりとなります。

■氏名
■生年月日
■勤務先
■職業
■運転免許証の情報 など

PayPayゴールドカードの特典


 続いて、PayPayカード ゴールドの特典を紹介します。ここで紹介する以外にも特典はありますが、なかでも秀でている特典について詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
 

還元率


 PayPayカード ゴールドは、通常利用時のポイント還元率が1.5%です。平均的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%とされているため、高還元率であると言えるでしょう。

 また「クレジット(旧あと払い)」登録をしておき、所定の条件を達成すれば、還元率がプラス0.5%上乗せされて合計2.0%になります。なお、クレジット(旧あと払い)とは当月利用した金額を翌月にまとめて支払えるPayPayの支払い方法のことです。
 

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの月々の支払い


 ソフトバンクとワイモバイルのユーザーにうれしい特典もあります。ソフトバンクとワイモバイルのスマートフォン、インターネット(SoftBank 光/Air)、電気代(ソフトバンクでんき おうちでんき/自然でんき)を利用しているユーザーで、月々の支払いにPayPayカード ゴールドを利用すれば、ポイント還元が最大10.0%です。
 

Yahoo!プレミアムの特典


 Yahoo!Japan関連のサービスを利用するときに割引やポイント還元が受けられる「Yahoo!プレミアム」の全特典が使い放題になる特典もあります。通常、月508円(税込)かかるサービスですが、PayPayカード ゴールドを持っていると無料で使用可能です。

 プレミアム会員ではYahoo!ショッピングやLOHACOなどでのお買い物時の還元率が2%ポイントUPするため、お得といえます。
 

その他


 その他の特典として、以下のようなものがあります。

■旅行損害保険:海外旅行/最高1億円、国内旅行/最高5,000万円(※利用付帯)
■ショッピングガード保険:最高300万円(利用付帯) ※税込1万円以上の商品が対象、90日間補償
■国内の主要空港ラウンジを無料で利用可能(一例:新千歳空港、成田空港、羽田空港、大阪国際(伊丹)空港、関西国際空港、福岡空港、那覇空港、ハワイダニエル・K・イノウエ国際空港など)

PayPayカードとの違い


 最後に、PayPayカードとPayPayカード ゴールドの違いを紹介します。PayPayカードは、年会費永年無料で使用できるカードです。通常利用時のポイント還元率が1.0%とクレジットカードの平均的な還元率から見ると高還元ではあります。しかし、その他の特典などを見ると、ゴールドには見劣りしてしまうかもしれません。

 以下は、各カードのスペックを比較した表です。
 

 ソフトバンクユーザーで、ソフトバンク関連のインターネットや電気を契約していたり、Yahoo!ショッピングを利用していたりする人は、ポイント還元率が非常に高いため、PayPayカードゴールドへの入会を検討してみるといいでしょう。

まとめ


 PayPayゴールドカードの特典について解説しました。年会費はかかるものの、特典も豊富にあるメリットの多いカードです。

 Yahoo!ショッピングをよく利用する人や、ソフトバンクのサービスを利用している人、旅行が趣味の人などは、特典で得られるメリットも多くあることでしょう。この機会に、PayPayカードゴールドへの入会をぜひ検討してみてください。