横浜市青葉区は、アイリスオーヤマのグループ会社でホームセンターのユニディを運営するアイリスプラザ ユニディカンパニーと災害時の物資の提供に関する協定を8月31日に締結すると発表した。

災害時に店舗が保有する物資を優先的に供給

　アイリスプラザ ユニディカンパニーは関東圏でホームセンターユニディを18店舗展開。神奈川県内の店舗は6店で、横浜市では青葉区大場町のあざみ野ガーデンズ内にあるユニディあざみ野ガーデンズ1店のみだ。

　青葉区と結ぶのは、災害時等における物資の提供に関する協定。これは災害時に青葉区役所が要請した際、ユニディあざみ野ガーデンズが保有する物資を優先的に供給するもの。無償提供ではなく、災害発生直前の販売価格を区役所が費用負担する仕組みで、8月31日に青葉区役所で協定締結式が行われる予定だ。
 
　ユニディあざみ野ガーデンズは、横浜市と防災意識の向上促進を目的とした自助および共助の推進に関する各種事業への協力に関する協定を2022年8月に締結。同店では市が発行した防災や減災に関するポスターの提示やチラシの配架などを行っている。