【いま注目のトレンドワード・340】 7月23日に、人気アメフトマンガ「アイシールド21」が突如Twitterでトレンド入りした。『週刊少年ジャンプ』で2009年まで連載されていた本作だが、なぜこのタイミングでトレンド入りすることになったのだろうか。
 

人気アメフトマンガ「アイシールド21」が21周年！

　「アイシールド21」は知らず知らずのうちに驚異的な俊足を身につけていた主人公・小早川瀬那が、アメフト選手・人間として成長していく姿を描いた青春スポーツストーリー。原作は「Dr.STONE」の原作を務める稲垣理一郎さん。作画は「ワンパンマン」も担当している村田雄介さん。今や人気作家である2人のデビュー作である。

　同作は、2002年7月23日から連載がスタート。今年の7月23日で21周年を迎え、当日には原作の稲垣さんも「21周年YEAR、感慨深いですね！」とツイート。ネット上ではファンからの祝福の声が相次ぎ、トレンド入りを果たした。

　さらに同日放送の「ひろがるスカイ！ プリキュア」では、アメフト姿のプリキュアたちが登場してファンを驚かせることに。全く関係のない2作品に思えるが、実は過去のプリキュアシリーズで登場した“キュアブルーム“の声優を務める樹元オリエさんの夫が「アイシールド21」原作の稲垣理一郎さんという繋がりが。ネット上では「アイシールド21が21周年の今日にアメフトネタとはすごい」「粋なことするじゃんプリキュア」などの反響がみられた。

　また6月5日には、村田さんが「『アイシールド21』21周年特別読み切りの告知アニメを作ってます」とツイートしている。音声と効果が入っていないアニメ動画も同ツイートで公開されており、読み切りの詳細が決定次第完成版がアップされるようだ。作品名にちなんだ記念すべき21周年だが、ファンも納得の豪華なお祝いと言わざるを得ない。

　盛り上がりを見せる「アイシールド21」の21周年イヤー。読み切りについても期待して続報を待ちたい。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている