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小売店舗を総合支援、アイリスオーヤマがストアソリューション事業に参入

経営戦略

2022/07/21 07:30

 アイリスオーヤマは7月19日に、法人事業の基盤強化・拡充を目的に、小売店舗の価値創造と課題解決を総合支援する「ストアソリューション事業」に新規参入することを発表した。

店舗運営の課題解決とリアル店舗の付加価値の創造を総合的に提案する
「ストアソリューション事業」に新規参入

 同社が新規参入する「ストアソリューション事業」では、店舗に必要な什器・内装、LED照明、オフィス家具に加えて、IoTやDX清掃ロボットといった同社の多様な事業領域における豊富な商材やサービスを活かし、小売業者に対して店舗運営の課題解決とリアル店舗の付加価値の創造を総合的に提案する。
 
IoTセンサー技術や省人化什器などの活用によって店舗運営マネジメントの変革を支援

 具体的な提案内容としては、IoTセンサー技術を活用して店舗オペレーションの自動化を推進し、店舗におけるさまざまな記録作業を自動化することで業務のDXを進めていく。また、省人化什器や店舗スタッフの作業効率などを“見える化”することで、店舗運営マネジメント変革の支援を行う。
 
照明を時間帯やエリアで個別に制御して大幅な省エネを可能に

 電力需給ひっ迫が続いてさらなる省エネが求められている中で、LED照明による節電効果に加えて無線照明制御システム「LiCONEX」を活用し、目的と時間にあわせて点灯する照明機器によって明るさを調整して、きめ細かく柔軟に節電ができる。
 
季節や時間帯、店舗レイアウトに合わせて最適な照明空間を提供

 さらに、プロジェクターやデジタルサイネージを活用することで、ダイナミックで顧客の注目を集める映像を演出し、リアル店舗でしか得られない顧客体験と空間デザインといった新たな付加価値を提供していく。また、照明の色を自在にコントロール可能な調色LED照明によって、季節や時間帯、店舗レイアウトに合わせて最適な照明空間を提供し、顧客の購買行動に変化をもたらし、より快適な購買環境の実現を支援する。
 
新たなマーケティング手法の創出や共同研究も実施

 そのほか、AIカメラやIoTタグによって来店顧客の人数、性別、年代、店内での導線といったさまざまな属性に応じた多様な分析を可能にし、これらの分析データとPOSデータを組み合わせることで、店舗ごとの顧客特性や併買する可能性の高い商品を把握して、より精度の高い販売予測を行う。また、購買に至るまでの経緯の可視化、レイアウト変更や販売企画による購買行動の変化といった店舗運営のノウハウをデータとして蓄積できる。あわせて、複数の企業が参画する「チェーンストアAI分析研究会」を通じて、多くの企業が抱える課題の解決と新たなマーケティング手法の検証によって、リアル店舗の更なる価値創造にも取り組んでいく。

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