【記者のひとこと】デジタル機器の“光と闇”

コラム

2021/10/25 10:00

 “光と闇”というと、ある対象の良い面・悪い面を論じるストーリーを期待されるかもしれませんが……すみません、まったくそのような話題ではなく、軽いお話です。

 数年前から、PCやスマートフォンの画面では「ダークテーマ」「ダークモード」などと呼ばれる、黒地に白文字のデザインが流行するようになりました。OSやアプリケーションソフトの通常設定では、白など明るい色を基調とした背景の上に黒で文字が表示されていますが、ダークテーマはそれらの色を反転したもの。長年コンピューターに触れているユーザーは、黒をバックにした画面はむしろ懐かしく感じられるかもしれません。

 ダークテーマのメリットとしては、画面全体の明るさが下がるため目への刺激が少なくなること、文字が目立つのでコーディングや執筆などの作業がしやすくなることなどが挙げられているようですが、いずれもユーザーの好みの範疇かと思います。ただ、暗い部屋でスマートフォンを使うときは、ダークテーマの方がまぶしさが減り、確かに目に優しい印象です。また、有機ELディスプレイを搭載したモバイル機器の場合、ダークテーマにすることでバッテリの消費量を下げられるという利点も考えられます。

 個人的には、仕事をしているときがダークテーマ、それ以外のときが従来デザイン(最近は「ライトテーマ」と呼ばれることもあるようです)を利用することで、在宅勤務時にも気分を切り替えられるところが気に入っています。ただ、ダークテーマにしても、従来の白基調のデザインでしか表示されないソフトは少なくありません。テレワークやBYODが普及したことで、今後は業務系のソフトでも、「ライト」と「ダーク」の両方に対応していくことが求められるように思います。(日高 彰)

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