【記者のひとこと】環境への配慮で選ばれるか

コラム

2021/08/24 10:00

 地方で生まれ、地方で長く生活していた私にとって、生活をする上で車は必須でした。休日には、入手した部品の交換作業をしたり、友人と新型車の情報交換をしたりしていました。

 当時は高出力、大排気量の車に憧れていましたが、環境規制が厳しくなる中、そうした車は各メーカーのラインアップから徐々になくなっています。代わりに存在感を発揮しているのが、ハイブリッド車や電気自動車です。

 政府が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」との目標を掲げる中、環境対策は自動車業界以外にも広がっており、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出抑制は企業にとって大きな課題になっています。

 アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は、オンプレミスのデータセンターをクラウドに移行した場合、CO2排出量の削減に効果があるとする調査リポートを発表しました。機能やコストの面に加え、今後は環境への配慮の面からもクラウドが選ばれるようになるかもしれません。
(齋藤秀平)

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クラウド移行でCO2排出量の削減に効果、AWSジャパンがレポートを発表