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在宅勤務の調査、67%が「電気代増えた」 8割以上が「手当なし」

データ

2021/05/01 12:35

 LASSIC(ラシック)は4月16日、同社のウェブメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」が、全国の20~65歳の男女に実施したテレワークの家計への影響に関する調査結果を発表。テレワークによって「電気代」がどのように変わったかを尋ねたところ、「増えた」という回答が67.32%に達した。

「電気代が増えた」は67%に

 同調査は、テレワーク/リモートワークの経験がある全国の男女1077人に対し、2020年9月1~4日の期間に行われている。

 テレワークによって「ガス代」がどのように変化したかを尋ねた質問では、「変わらない」という回答が多くを占めた。一方でテレワークによって「水道代」が「増えた」という回答は、「ガス代」が「増えた」とする回答よりも多い。
 

 テレワークによる「食費」の変化を尋ねたところ、自宅で食事をとる機会は増えたものの、「変わらない」が52.46%となった。なお、「増えた」と回答した人からは「新型コロナ禍で『Uber Eats』や『出前館』などデリバリーサービスを利用する機会が増えた」といった声が寄せられている。
 

 「交通費」の変化を尋ねた質問では、テレワークによって通勤そのものがなくなったことから、「減った」という回答が半数超に達した。
 

 「遊興費」(会議費や接待交際費に該当)は、新型コロナ禍での外出自粛傾向から、「減った」という回答が多くを占めると予想されたが、実際には「減った」という回答は約4割に留まり、「変わらない」が多数派となっている。
 

 テレワーク手当については、「ない」という回答が8割超に達した。「3万円を超えるテレワーク手当」があるという回答もみられたが、テレワーク手当を支給している企業は少数派となっているようだ。