音声SNS「Clubhouse」ってどう? ネオマーケティングが調査

データ

2021/02/19 19:30

 ネオマーケティングは2月19日、全国の15歳以上の男女を対象に実施した、音声SNS「Clubhouse」に関する調査結果を発表した。調査は、ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の登録モニターのうち、「Clubhouse」を利用している15歳以上の男女に対して、2月8~10日の期間に行われ、710人から有効回答を得ている。

「Clubhouse」の主な用途は“人との交流”

 調査結果によれば、Clubhouseは人との交流を目的に利用しているケースが多く、Facebookとの共通性が明らかになった。また、Clubhouseのデメリットを尋ねた質問では、「Android対応していない」「日本語対応していない」といった機能面に加えて、プライバシーや個人情報の流出などを懸念する意見が寄せられている。
 
「Clubhouse」の認知度は37.2%、利用経験は8.1%

 Clubhouseの認知度が約4割で、そのうち利用経験が「登録し、利用している」と「登録しているが、利用していない」を合わせると8.1%だった。
 
約7割がここ1カ月以内で「Clubhouse」の利用を開始

 Clubhouseの利用経験があると答えた人に、いつから利用しているかを尋ねたところ、全体的に利用歴は浅く、ここ1カ月以内に利用を開始した人が約7割を占めている。
 
「Clubhouse」の6割超は1日に1回以上利用

 各SNSの利用頻度をみると、Twitter、Instagramは1日に数回利用されており、Facebook、TikTokとともにClubhouseが続く。ただし、Clubhouseを1日に1回以上利用するとの回答は6割を超えている。
 
「Clubhouse」のメリットは「話を聞くだけでもよい点」「気軽なコミュニケーションがとれる点」「さまざまな情報が得られる点」

 Clubhouseを利用して、満足している点を尋ねた質問では、「話を聞くだけでもよい点」「気軽なコミュニケーションがとれる点」「さまざまな情報が得られる点」を挙げる回答が多かった。

 また、ほかのSNSと比較した上でのClubhouseのメリットは、「情報源として他では得られないような情報が得られる」「文字を推敲することがないので気軽に、声を用いた深いコミュニケーションがとれる」といった回答が寄せられている。