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新幹線オフィス化計画? JR東日本が座席でウェブ会議できる車両の実証実験

販売戦略

2021/01/28 07:30

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、新幹線の座席でもウェブ会議の実施や携帯電話での通話が可能な「リモートワーク推奨車両」を設定し、利用動向や課題を調査する実証実験を2月1日から実施する(土休日を除く)。

「リモートワーク推奨車両」では、メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」や
スピーチプライバシーシステム「VSP-2」などを利用できる

 リモートワーク推奨車両では、KDDIのモバイル無線ルータ、Think Labのメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」、ヤマハのスピーチプライバシーシステム「VSP-2」、富士フイルムのアルコール除菌シート「Hydro Ag+クロス」を無料で利用できる。
 
「リモートワーク推奨車両」対象列車(2月1~12日)
 
「リモートワーク推奨車両」対象列車(2月15~26日)
 
「リモートワーク推奨車両」の座席例(1号車)

 利用にあたって、乗車券と新幹線特急券を購入して対象となる列車に乗車し、実証実験の実施区間内でリモートワーク推奨車両へ移動する。なお、利用のための追加料金は発生せず、リモートワーク推奨車両に座席指定は設けられていない。また、利用時にアンケート調査に協力すると、JR東日本が運営するシェアオフィス「STATION BOOTH」の無料利用チケットがもらえる。