全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2020年9月の4K対応液晶テレビ(4Kテレビ、なお有機ELテレビは含まない)の販売台数前年同月比は75.3%だった。昨年同月が増税直前だったこともあって前年比を大きく割れたが、前月から数字はあまり落ちておらず、巣ごもり需要の恩恵がまだ続いているようだ。


 メーカー別の前年同月比では、ソニーが82.8%、シャープが64.3%、東芝が77.4%、パナソニックが47.5%といずれも市場全体と同様に前年割れ。上位陣では唯一、ハイセンスが136.9%で成長を続けている。週次の推移では、各社順位に変動がないが、パナソニックとハイセンスの4番手争いが熾烈になってきている。
 

 シリーズ別の販売台数ランキングでは、ソニーの「KJ-43X8000H」が首位で、次いで同じくソニーの「KJ-55X9500H」が売れた。その他は、シャープ、パナソニック、東芝がバランス良くベストテンに収まった。巣ごもり需要の次の段階として、セカンドテレビ用に画面サイズの小さい4Kテレビを購入する需要も生まれており、今後の市場のトレンドになるか注目される。(BCN・大蔵大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。