ウェブ会議ツール「Zoom」を提供する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの日本法人ZVC JAPANは先日、国内の有償ユーザー数が1万5000社超になったと発表しました。Zoomといえば、この新型コロナ禍において企業・一般ユーザーの間で利用が急拡大。「Zoom飲み」という言葉も広がりました。ZVC JAPANの佐賀文宣カントリーゼネラルマネージャーも、「この半年でウェブ会議のビジネスが急激に広がった」と手応えを語っています。

 ユーザーが急増する一方で、3月ごろからはセキュリティやプライバシーに関する問題が浮上し、海外の一部政府機関や企業では利用を禁止する動きもありました。そうしたことからZVCでは、4月から90日間、セキュリティに全開発リソースを集中させ、外部の専門家なども交えながら問題の解決に注力してきたとしています。

 国内では今後、オフィス勤務への復帰による会議室での利用増加や、在宅勤務でのより快適なウェブ会議の実現に向けた提案を推進していく方針。また、日本オフィスの採用活動も積極的に行っており、現在の従業員数50人程度が「年内には80人体制になる予定」(佐賀氏)とのこと。このほど大阪に新たなデータセンターを開設するなど、国内への投資も強化しながら、ビジネスのさらなる拡大を目指しています。(前田幸慧)

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ZVC JAPAN 有償ユーザー数が1万5000社超にオフィス会議室、在宅勤務向け提案を強化へ
米ZVC 新機能開発を凍結し セキュリティ向上に全力 ユーザー急増で課題が浮き彫りに
「Zoom」をあらゆるコミュニケーションの代名詞に
ZVC JAPAN パートナービジネスに注力 有料ユーザー数の倍増を目指す