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「Go To トラベル」公式サイトがオープン、事後還付申請手続きの詳細などを公開

時事ネタ

2020/08/06 19:30

 国土交通省の「Go To トラベル事業(Go To トラベルキャンペーン)」が7月22日にスタートし、旅行者向けの「Go To トラベル事業公式サイト」が7月27日にオープンした。

沖縄を彷彿とされる「Go To トラベル事業公式サイト」のトップページ

 Go To トラベルキャンペーンは、国内旅行に限り、旅行代金の割引(支援額の70%)と地域共通クーポンの配布(同30%)との2本立てで、1人1泊2万円(日帰りの場合は1万円)を上限に、宿泊・日帰り旅行費用の2分の1相当を支援する制度。第1弾・第2弾に分かれ、本格的なキャンペーン開始は、地域共通クーポンの配布が加わる今年9月(予定)の第2弾からだが、7月22日~8月31日出発(宿泊を伴う場合は9月1日チェックアウト分まで)の対象となる旅行は、正規価格で直接宿泊を手配した場合でも、公式サイトに記載された事後還付手続きに沿って2020年8月14日~9月15日の還付申請期間に申請すれば、旅行代金の割引分が後日振り込まれる。
 
Go To トラベルキャンペーンによる割引(~9月)

 7月27日から、主要旅行会社・旅行ポータルサイトでは、Go To トラベルキャンペーン対象旅行商品の割引販売を開始。決済時点で割引適用済みなら面倒な還付申請は要らない。また、当面の間、東京都を目的地とする旅行、東京都居住者の旅行は支援対象外となるが、公式サイトのサイト構成をみると、9月開始予定の第2弾からは居住地や旅行先の制限は撤廃されそうな印象だ。
 
Go To トラベルキャンペーンによる割引(9月以降)

 公式サイトによると、Go To トラベル事業の狙いは、「旅行時は毎朝、体温を測る」「外出時はマスク着用」「移動中の車内や食事中の会話を控える」といった「新しい旅のエチケット」に基づく「安心・安全な旅行」の普及・定着と、地方を中心とした「観光復興」にある。
 
Go To トラベルキャンペーン利用者へのお願いと、
新しい生活様式に基づいた「新しい旅のエチケット」の特に重要な6項目

 年々、ますます日中の気温が高くなる日本の夏は旅行のベストシーズンとは言い難いものの、キャンペーンの趣旨を汲み取り、旅行に行く時間やお金のゆとりがある家族や単身者は、お気に入りの観光地やホテル・宿を支援するために足を伸ばし、わずかばかりでも観光復興に貢献しよう。「新しい旅のエチケット」に反しない、混雑する場所をあえて避ける一人旅ができる状況なら、Go To トラベルキャンペーンはお得に旅するチャンスだ。(BCN・嵯峨野 芙美)