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最新展示技術を駆使、「カワスイ 川崎水族館」が7月17日に開業

時事ネタ

2020/07/13 17:00

 アクア・ライブ・インベストメントは、川崎市初の水族館「カワスイ 川崎水族館(カワスイ)」を、7月17日午後12時に川崎駅前商業施設「川崎ルフロン」9~10階に開業する。当日は、午前11時から川崎ルフロン1階特設イベントスペースで、オープニングセレモニーを開催する。

カワスイ 川崎水族館

 カワスイは、川崎ルフロンの大規模リニューアルプロジェクトに伴い、日本で初めて既存商業施設内にオープンする水族館。「世界の美しい水辺」をテーマに、川崎市を流れる多摩川からアジア、アフリカ、南米アマゾンの熱帯雨林まで、世界のさまざまな環境に暮らす生きものを最先端の技術を駆使して展示する。都会にいながら、世界の水辺を散歩するように楽しむことができる、新感覚のネイチャーエンターテインメント水族館となっている。

 館内は、延床面積約7000平米に「多摩川ゾーン」「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾーン」「アマゾンゾーン」と六つの展示ゾーンを擁し、69個の水槽、約230種(植物を除く)の生物を鑑賞できる。最先端の照明・音響・映像技術を駆使し、昼・夜の時間によって異なる空間演出を施すことで、訪れるたび新しい発見や驚きを提供する。

 霧や雨、滝などをリアルに再現した自然を感じる空間で、五感を刺激する生きものとの出会いを体感できる。また、水族館ショップの概念を覆す、ユニークな「カワスイ オフィシャルショップ」や三つのカフェ・レストランを併設し、展示鑑賞の休憩や買い物を楽しむことができる。

 さらに、カワスイでは水中カメラ映像をAIがリアルタイムで解析し、水槽内の生物の種名と解説を大型のディスプレイやタッチスクリーンに自動で表示する次世代の展示システム「LINNE LENS Screen(リンネレンズ スクリーン)」を世界で初めて導入する。

 館内の11台のスクリーンで放映する8個の水槽のライブ映像は、館内に設置したエッジAIシステムを用いて、リアルタイムで映像解析・配信。「withコロナ時代」の新たな展示手法として、種名と解説を自動表示するタッチレスのオートモードも搭載している。

 また、パノラマスクリーンゾーンでは、200度のダイナミックな広角スクリーンで、デジタル動物展示システムを用いた映像を、日本で初めて常設展示する。リアルタイムCG映像とセンサーによるインタラクティブ性を組み合わせることで、アマゾン川に棲むアマゾンカワイルカとの触れ合い体験や、世界のクジラたちの巨大なスケールを体感することができる。

 絶滅危惧種の生物を通じて、海や川など自然の大切さを伝え、地球環境問題について考えるきっかけを提起する。

 新型コロナウイルス感染予防対策として、「混雑ランプ」サービスを導入し、水族館の混雑状況を、「空き」「やや混み」「混み」の三段階で公式ホームページ、カワスイアプリ、入居施設の「川崎ルフロン」1階LEDスクリーンにリアルタイムで配信する。これによって、来場者は快適・安全にカワスイを利用することができる。