一連のNTT再編の総仕上げとしてNTTコミュニケーションズの海外事業と、ディメンション・データを統合。この7月から新生「NTT」が営業をスタートします。これを機に海外では「NTT」ブランドを前面に出してビジネスを展開していく予定だそうです。

 外国の顧客にとっては、シンプルな「NTT」の看板に集約されることで、分かりやすくなることが期待されています。一方、国内の顧客向けには、長年親しまれてきたNTTコミュニケーションズの社名をそのまま継続し、海外進出する日系企業向けの海外サポートもNTTコミュニケーションズの社名のもとで従来通りサービスを提供していくとのこと。

 ちなみに、NTT持ち株会社の英語名は「NTTコーポレーション」、NTTデータを含めた国内外の事業会社を取りまとめるグローバル中間持ち株会社は「NTTインク」、そして、今回NTTコミュニケーションズの海外事業とディメンション・データを統合した海外事業会社は「NTTリミテッド」と、「NTT」が三つ存在することに!

 持ち株とNTTインクの本社は東京ですが、NTTリミテッドはディメンション・データの顧客基盤がある英国ロンドンに本社を置き、ディメンション・データCEOのジェイソン・グッドール氏がトップに就任する予定。「NTT」ブランドをこれまで以上に前面に出していくことで、海外市場でのより一層の浸透を図っていく構えです。(安藤章司)

【関連記事はこちら】
海外事業再編は「第二の創業」 クラウドなど非通信の売上比率を過半に――NTTコミュニケーションズ
世界10カ所で検証ラボを開設 協賛ベンダー20社余りから最新技術を募る――NTTコミュニケーションズ
NTTコム中国、WinActorの販売を本格化、ビジネスの裾野拡大を狙う
DTS上海、新体制でビジネスの拡大を目指す
自治体の業務効率化をAI-OCRとRPAで支援 2020年度で200億円規模のビジネスを目指す――NTTデータ
安全な都市を目指しラスベガスで実証実験 日本でも商用展開を計画――NTTグループと米デル テクノロジーズ