日本eスポーツ連合(JeSU)は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と日経BPが共催する「東京ゲームショウ2018(TGS2018)」で、eスポーツ大会を主催すると発表した。

TGS2017の「e-Sports X」

 eスポーツは、競技性の高いゲームの新しい文化として注目を集めている。TGSでeスポーツ大会を開くのは今年で7回目。今回は昨年と同様、イベント開場内に設置したeスポーツ大会特設ステージ「e-Sports X」で実施する。

 「e-Sports X」は、「BLUE STAGE」と「RED STAGE」の2ステージを備える大型のブース。2ステージそれぞれに550席用意。ビジネスデイ・一般公開日の4日間、大会を開催する。

 現段階で決まっている競技タイトルは四つ。まずは9月22日に「BLUE STAGE」で開催する「コール オブ デューティ ワールドウォーII」のプロ対抗戦の決勝戦。約半年間のリーグ戦を勝ち抜いてきた二つのプロチームが対戦する。優勝チームには賞金800万円が贈られる。

 9月23日には、「BLUE STAGE」で「鉄拳7」を使った「鉄拳プロチャンピオシップ(仮)」を開催。鉄拳シリーズのプロライセンス保有者が参加する。また、世界中からトッププレイヤーが集結する「ストリートファイターV アーケードエディション」の大会「CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア」を開催。賞金総額は1000万円。「RED STAGE」では、8月30日に発売する「ウイニングイレブン2019」を使った初の公式CO-OP(3v3)大会を開催する。

 このほか、スマートフォンアプリゲームなど、大人から子どもまで幅広い年齢層が楽しめる大会も予定している。9月20日には、JeSU主催のイベントを開くという。TGSの運営は「世界的に広がるeスポーツの盛り上がりを、TGS2018の会場でぜひ体感してほしい」とコメントしている。

 高い実力をもつゲーマーにプロライセンスを発行することで、高額賞金大会を可能にしていることは政府も認めている。ただ問題は、高額な賞金が日本のeスポーツの盛り上がりに、どのようにつながるかが未知数な点だ。2月に開催された「闘会議」の「Splatoon甲子園 2018」では、賞金が無いにも関わらず、大変な盛り上がりを見せた。今後は、ゲーマーのやる気を喚起するだけでなく、“観客がどのように大会を楽しむのか”を考えることも必要になってくる。