【記者のひとこと】SNSがやさしさをつなぐ

コラム

2018/06/20 10:00

 大阪北部を震源とする地震により被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。月曜日の朝ということで、学校や会社に向かう途中に被災された方が多かったのではないでしょうか。

 最近、地震が発生するとテレビやラジオの速報ニュースよりもSNS、とくにTwitterをチェックするようになりました。今回もテレビよりも早くTwitterで地震のことを知りました。

 SNSなどの情報を活用して治安維持や事件・事故の早期対策に役立てる動きがあります。その一つが、昨年、米国史上最悪といわれた銃乱射事件が起こったラスベガスが導入しようとしている公共安全ソリューションです。センサやSNSから集めた情報をもとに事件性の有無を予測分析するそうです。

 さすがにSNSから地震の予知はできませんが、被災された方々に向けてたくさんの有益な情報がSNSで発信されています。ガスコンロが使えない時のレシピ、余震への備え、水を蓄える大切さ……。こうした情報が必要とする方のところに少しでも届き、お役に立てばと思います。(山下彰子)

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