ふとんクリーナーのパイオニアであるレイコップから従来にない新しいカテゴリの製品が発表された。寝具ケアを追求してきた同社ならではの知見が生かされた“ふとんコンディショナー”だ。昨今、「睡眠」にフォーカスしたアイテムが数多くリリースされているが、「寝床内の温度」という新たな視点で現代人の睡眠の悩みを解消する。

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2月23日にレイコップが発売したふとんコンディショナー。ベッドでも敷布団でも利用できる

「量」より「質」で解決図る キーワードは「寝床内の温度」

 「睡眠負債」という言葉が流行している。毎日の睡眠不足が借金のように積み重なり、日常生活に支障が出たり、疾病にかかったりする状態のことだ。経済協力開発機構(OECD)が世界29カ国を対象に15~64歳の国民平均睡眠時間を調査したところ、日本は韓国に次ぐ短さで7時間41分。就業者であれば実態はこれを下回るかもしれない。

 しかし、健康のためと思っていても現実的に睡眠時間を増やすのは難しい。そこでレイコップが着目したのが、「量」ではなく「質」。快適な睡眠環境を整えることで、深刻になりつつある睡眠負債の解決に取り組む。

 マーケティング課 PR Director リーダーの高吉史彬氏によると、ふとんコンディショナーはふとんクリーナーで吸い上げたユーザーの声が色濃く反映されているという。「ダニ対策が主だったふとんクリーナーだが、快眠に対するニーズは高く、温風機能や脱臭機能という形で応えていた」。企画から2年半を費やし導かれた結論が、快眠には適切な温度管理・体圧分散・通気性の3要素が必要ということだ。
 
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マーケティング課 PR Director リーダーの高吉史彬氏

睡眠のプロセスで温度変化 マットレスにもこだわり

 「ふとんコンディショナー」は、専用マットレスのエアマットとエアマット内に空気を送り込む本体の二つで構成される。本体が流す風がエアマット内の温度を調整することで、睡眠に最適な環境を整えるという仕組みだ。
 
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ふとんコンディショナー レイコップfutocon(FCST-100)

 単に一定温度をキープするわけではなく、就寝時間・起床時間を設定することで、入眠・睡眠・起床に適した温度を再現するというのがミソ。エアマット内にはセンサーが備わっており、リアルタイムで寝床内の温度を本体に送信する。
 
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熟睡に適した寝床内の温度にコントロールするため、エアマット全体に風をすばやく正確に送り込む技術を開発。
エアマットはオーバーレイマットレスなので、敷布団やベッドの上で使用する必要がある

 エアマットは東洋紡と共同開発した三層構造体「エアスペーサー(R)」を採用していて、高反発の力で体圧分散にもすぐれた効果を発揮する。寝返りが打ちやすく、かつ体への負担も少ないという高反発・低反発のよいとこどりをしているのが特徴だ。

 通気性と乾燥性も極めて高く、温度調整のための風をすみずみまで行きわたらせ、睡眠中の汗による不快感を抱くことはない。水洗い可能で乾燥時間は短いので、手入れは簡単。抗菌防臭加工も施してある。

 ふとんコンディショナーは敷布団とベッドの両方に対応する。本体はふとんの上下だけでなく左右にも接続できるので、ほとんどの環境で設置可能だ。

 ちなみに快眠環境を整える睡眠ケアモードのほか、50℃以上の温風とホメスタイオンで防ダニ、除湿・除菌、脱臭が行える寝具ケアモードも搭載。まさに睡眠の悩みにオールインワンで向き合ったアイテムといえる。シーツはオールシーズン用に加えて、4月には夏用カバーも発売予定。暑さで寝苦しい夏場からふとんから出るのが憂鬱な冬場まで、年間を通して需要が期待できそうだ。