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上半期に一番売れてる! テレワーク時代にNECPCの「LAVIE N15」が選ばれる理由

 2020年4月以降、テレワークやオンライン学習のスタイルが広がった影響で、ノートPC市場は活況となった。「一家に一台」から「一人一台」の流れが加速して販売台数が増加したが、購入傾向にもこれまでにないトレンドが生まれている。新しい様式の働き方や学び方に最適な性能や機能を持つモデルが選ばれ始めているのだ。

時代の変化に合わせて、ユーザーが求めるノートPCの要件も変化してきている
(写真は<LAVIE N15(N1565)>)

活況続くノートPC市場 求められる新しい要件とは?

 PCメーカー各社は特需に乗って、いずれも販売は好調だが、その中で、もっとも消費者に選ばれているブランドがNECパーソナルコンピュータ(以下、NECPC)の<LAVIE>だ。全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2020年4月~21年4月の年間を通して、トップシェアを維持。同ブランドは20年4月以前においても長らく首位をキープしているが、新様式が求められる時代にあっても、その強さは変わらなかった。
 
ノートPCの販売台数シェアは
2020年4月以降もNECPCがトップを独走している

 メーカーシェアはもちろん、機種別の販売台数シェアにおいても、NECPCは存在感を放っている。最新の「BCNランキング」で21年の上半期(現時点、21年1月~5月)にもっとも売れているのは同社の<LAVIE N15>。20年夏発売のAMD Ryzen(TM)7モバイル・プロセッサーを搭載するモデルが1位・2位を独占した。ランキングTOP10の中で半数を占める5モデルがランキングしているのも特筆すべきポイントだ。
 

 <LAVIE>の15.6型ワイドノートPCはスタンダードモデルとして、これまでも高いシェアを誇ってきた。当然<LAVIE N15>シリーズの人気はブランドに対する安心感に寄るところも大きいが、それだけではないようだ。人気の理由となっている新様式の時代にふさわしい性能と機能について、実機を触りながら検証していきたい。

なぜ<LAVIE N15>は売れている? テレワーク向きの設計・機能が満載

 久しぶりにノートPCを買い替える人にとって、15.6型というサイズ感は「家庭用の据え置き」という印象が強いだろう。実際に記者も5年前に使用していた同サイズのマシンは書斎の所定の位置からほとんど動かすことはなく、ノートとはいってもデスクトップとあまり変わらない使い方をしていた。

 ところが<LAVIE N15>の重量は約2.1kgで、数年前の15.6型と比べると、ずっと場所の制約に縛られなくなった。ときには書斎で、ときにはリビングで、といったように家の中のあらゆる場所で使用することができる。巣ごもり生活の中で、気軽に持ち運んで、場所を選ばず作業できるのはうれしいポイント。縦横の長さはB4サイズ程度なので、ビジネスバッグに入れて外に持ち出すことも可能だ。
 
約2.1kgという重量は片手で持ち歩くのも苦にならない

 在宅勤務を1年続けている記者がテレワーク機として<LAVIE N15>を実際に使用してみたところ、この大画面でありながらも“ちょっと持ち歩きやすい”が想像以上に有難かった。気分転換に仕事場所を書斎からダイニングに変えてみたり、リビングでエンタメを楽しんだり、といったことがフットワーク軽くできるのだ。バッテリ駆動時間は約7.5時間を確保しているので、常時ACアダプターを接続しておく必要がないのも快適だ。
 
ACアダプターなしで家のさまざまな場所に持ち歩いて使用できる
 
リビングでエンタメを楽しむのにもぴったり。
大画面なので高い没入感で満喫できる

 <LAVIE N15>は機種ごとに搭載するプロセッサーが異なるが、いずれも高速・省電力を実現している。特に売れ筋のN1565が搭載しているAMD Ryzen(TM)7 4700U(2.00GHz/最大4.10GHz)は、複数のアプリを立ち上げての作業もサクサクとこなすパフォーマンスを誇りながら、手頃な価格を実現してくれているので、ユーザーからの信頼は厚い。加えて、ミドルクラス以上ではストレージにSSD(PCIe)を採用しているので、各データへのアクセスが非常に高速だ。これらの基本的な処理性能はあらゆる作業の快適性に直結するので、とりわけ重要だろう。

 記者はローカルに保存した大量の写真から目当てのものを探すというタスクを日常的に行っているが、普段使用しているモバイルノートPCだとサムネイルが表示されるのにも「待たされている」感覚があった。しかし、SSD(PCIe)を搭載している<LAVIE N15>であれば瞬時に表示されるので、作業時間を大幅に短縮できた。もし普段のワークフローの中で“小さなストレス”を抱えているのなら、ぜひこのスピードがもたらすストレスフリーを味わってほしい。
 
ストレージがSSD(PCIe)なので、
ローカルに保存した大量の写真のサムネイルもすぐに表示される

 操作性についても洗練された快適さを提供してくれる。テンキーを備えるフルサイズキーボードは、キーピッチが約19mmとゆったりしていて、長時間のタイピングでも疲れにくい。打鍵感はしっかりしていて、万人に好まれそうな絶妙なバランスに調整してある。また、キーボード部はディスプレイ部が開くと、わずかに持ち上がるリフトアップ構造になっている。この絶妙な傾斜がタイピング時に手首に自然な角度をつけ、負担を軽減してくれる。
 
安定した打鍵感のキーボード。
やはりテンキーがあると作業効率が圧倒的に上がる
 
ディスプレイを開くと、キーボード部がリフトアップし、わずかに傾斜がつく

 <LAVIE N15>はエントリークラスのN1510を除くモデルにBluetoothマウスを付属しているのだが、こちらも使い勝手にすぐれている。オフィスから自宅で作業するようになってマウスの効きが悪くなったという人がいるかもしれないが、それは読み取り方式に原因がある可能性が大きい。PCを置いている机の素材によっては光学式などの読み取り精度が低いからだ。<LAVIE N15>の付属マウスはBlue LEDを採用しており、ほとんどの環境で正確に動作してくれる。書斎で、ダイニングで、オフィスで、と家の中で場所を変えて働いている人には特に恩恵があるだろう。こうした付属品にも手を抜かないあたりも、<LAVIE N15>を購入するユーザーの安心感につながっていそうだ。
 
付属のBluetoothマウスは
読み取り精度の高いBlue LED方式を採用している

 15.6型のノートPCを選ぶ人にとって、インターフェースの充実も重要なポイントだ。<LAVIE N15>はUSB 3.1 Type-Cポート×1、USB 3.0 Type-Aポート×2、HDMI出力端子、ヘッドホン/ヘッドホンマイク端子、有線LAN端子に加えて、光ディスクドライブ(ブルーレイディスクドライブもしくはDVDスーパーマルチドライブ)も搭載している。
 
オフィスでも自宅でも快適に作業できる充実のインターフェースを備える

 オフィスと自宅の両方で仕事をしている記者は、基本的にディスクのデータにアクセスするときは、外付けドライブを使用しているのだが、持って帰るのを忘れて困ることがしばしばある。モバイルノートでドライブレスが主流になりつつあるとはいえ、やはりドライブ付きのマシンが1台あるとほっとするものだ。巣ごもりの期間にDVDやBlu-rayで映像コンテンツを視聴する機会が増えた人であれば、その価値はより高くなるはずだ。
 
光ディスクドライブも搭載

 この6月にノートPCを買い替える人は、仕事の効率化のため、快適な巣ごもり生活のため、子どものオンライン学習のためなど、その理由はそれぞれだろう。なかには、仕事にも、趣味にも、学習にも使い倒したいという人もいるかもしれない。実際に試してみた感想として<LAVIE N15>はこうした幅広い目的をもつユーザーにこそ向いている。処理能力の高さはもちろん、さまざまな使い方を想定した余裕のある設計なので、大抵のユーザーの期待に応えてくれるはずだ。購入前に実機に触れる機会があるなら、ぜひ本体を持ち上げたり、キーボードを打ったりして、<LAVIE N15>が一番売れている理由を自らの手で確かめてほしい。