iPhoneユーザー必見! iOS 15の新機能「集中モード」の活用術

レビュー

2021/11/08 19:14

 iOS 15に「集中モード」が追加されたのを知っている人は多くても、実際に使ったことがある人は少ないのではないだろうか。実は仕事効率アップに非常に役立つのだが、どんな機能なのか、いつ使えばいいのかわからない場合もあるだろう。そこで今回は「集中モード」の効果と活用術を紹介しよう。

iPhone 13を使ってiOS 15の新機能「集中モード」のおすすめの使い方を紹介する

「集中モード」は通知や着信音を一時的に遮断する機能

 せっかく仕事や趣味に没頭していたのに、iPhoneの通知音で集中力が途切れたという経験がある人は多いだろう。「集中モード」は、気が散る各アプリからの通知や着信音を一時的に制限し、作業に集中できるようにしてくれる機能だ。通知を許可するアプリや相手を自由にカスタマイズできるほか、作業に無関係なアプリをホーム画面から非表示にすることも可能。「やるべきことがあるのについついスマホを触って時間を浪費してしまった」なんて事態を防げるのも利点だ。
 
「集中モード」はコントロールセンターからすばやくオン/オフの切り替えが可能(左)。
「パーソナル」や「仕事」など場面ごとに設定をカスタマイズできる

もう気が散らない! 在宅勤務用に集中モードを設定

 在宅勤務中は他人の目がないため、つい無関係のSNSやアプリを利用してしまうことも。作業が停滞して残業につながるので、集中力の妨げになるアプリは目につかないようにしたい。そんなときは、「設定」アプリの「集中モード」をタップ。続いて「仕事」をタップし、在宅勤務に最適な集中モードを設定しよう。
 
「設定」アプリを起動して「集中モード」をタップ(左)。「仕事」を選択(右)

 はじめに、集中モードがオン状態のときに着信を許可したい相手を設定する。連絡先に登録した特定の人のみ許可したいときは、「+」をタップして相手を選択。取引先など、連絡先に登録していない相手からも電話がかかってくる可能性が高い場合は、「着信」をタップして「すべての人」を選択しよう。このとき、「誰も許可しない」をタップすると、集中モード中は誰からの着信も遮断される。
 
「+」や「着信」をタップし、通話を許可したい相手を選択(左)。問題がなければ「許可」をタップ。
あとから人を追加/削除することも可能(右)

 続いて、通知を許可するアプリを選ぼう。「メール」や「カレンダー」、チャットアプリなど、仕事に必要なアプリのみ追加しておくのがポイント。また、仕事に関係なくても大切な通知だけはキャッチしておきたい場合は、「即時通知」をオンにしておこう。iPhoneが重要と判断した通知を、集中モードのオン/オフや通知の許可とは関係なしに受け取れる仕組みだ。
 
「+」をタップし、通知を許可したいアプリを選択(左)。
即時通知を受け取るか選び、「許可」をタップ(右)

 基本設定はこれで完了。次に、ホーム画面に必要最小限のアプリのみを表示させるために、「仕事」画面で「ホーム画面」をタップしよう。ついタップしたくなる通知バッジを非表示にできるほか、集中モード状態の際に表示するホーム画面のページを自由に選べる。SNSやゲームアプリなどが集まったページをなくしておけば、仕事中につい無関係のサービスを使ってしまうのも防げる。
 
「集中モード」の「仕事」をタップし、「ホーム画面」をタップ(左)。
「ページをカスタマイズ」をオンにして、表示したいページにのみチェックを入れよう(右)

自動で集中モードがオンになるように設定

 集中モードを自分好みに設定できたら、あとは始業時にコントロールセンターからオンにするだけ。とはいえ、その操作をする際に「ついで」の気持ちでほかのアプリを開いてしまっては意味がない。そんな心配がある場合は、オートメーションを設定して、特定の時間になったり、ある動作をしたりしたときに集中モードが自動でオンになるようにしておこう。「設定」の「集中モード」で「仕事」をタップし、「スケジュールまたはオートメーションを追加」をタップ。始業とともに集中モードをオンにしたい人は、「時刻」をタップし、「開始」を始業時刻に、「終了」を終業時刻に設定する。
 
「スケジュールまたはオートメーションを追加」をタップし、「時刻」を選択(左)。
集中モードをオンにしたい時間帯と曜日を設定し、「完了」をタップ(右)

 また、「場所」をタップすると、職場などの特定の場所に到着したときに集中モードがオンになり、そこを出発するとオフにするように設定可能。電子書籍アプリなどで読書をするのが趣味の人は、特定のアプリを開いたときに自動で集中モードをオンにする「App」をタップすると、好きなことに没頭できること間違いなしだ。

 各アプリや通知は当然魅力的に見えるように作られているので、仕事中につい気になってしまうのも無理はない。しかし、決められた期間だけそれらを遮断することで、本来やるべきことに集中しやすい環境を作れるのが集中モードの大きな魅力だ。気付いたらスマホに時間を取られていた、通知音が聞こえるとすぐ画面を見てしまうという人は、活用してみる価値があるだろう。(TEKIKAKU・山崎理香子)