【なぐもんGO・76】 家では鍋で沸かしたお湯でしかカップ麺に注いだことがなかった。それまで何不自由なくお湯を使っているかと思っていたが、電気ケトルとの出会いで人生が変わった。友人にお祝いの贈り物でいただいたタイガー魔法瓶の電気ケトル「PCL-A120」が、いかに生活レベルを向上させたかについてレビューしたい。
今まで我が家では、“食事”という必要な場合にしかお湯を使わなかった。しかし電気ケトルを使い始めてからは、ホットココアやコーヒーという嗜好品まで楽しむようになった。ただ、正直に言えば、お湯を沸かす体感時間はあまり変わりがない。一方で大きく変わったのは、お湯を沸かすための準備と後片付けだ。
鍋で沸かしていた頃は、まず鍋に流し台の蛇口から水を注ぎふたを閉め、コンロの上において火をつける。念を入れて換気扇も回しておこう。水の量や火力の強弱にもよるが、カップ麺用ならすぐに沸く。お玉でお湯をすくってカップ麺に注ぎ、残った鍋のお湯はシンクに流し、鍋を軽くすすいで食器の乾燥カゴに立てかけておく。この間、二つしかないコンロの一つをふさいでしまうことも時には厄介だ。また、お玉で注ぐときにこぼせば、やけどをしてしまうリスクもある。
ところが、電気ケトルは流し台の蛇口から水を注ぎふたを閉め、台座にセットしてスイッチを入れる。こちらも水の量によるが、すぐにお湯が沸く。その後カップ麺にケトルの注ぎ口からキレイに注げる。その後は軽くすすいで乾燥カゴへ。手間も気を配る点も少ない。「お湯を用意する」という行為への精神的なハードルが下がったのだ。
おかげで、お湯を使ったスープや飲み物を気軽に楽しめるようになった。冬は寒いが、しょうが紅茶を飲むようになったことで、身も心も温かい。こんなことなら、もらってから3カ月も放置するんじゃなかったと後悔している。出費は多少増えたものの、それに見合う幸せを手に入れた。あとは懐も温かくなれば、言うことなしだ。(BCN・南雲 亮平)
今まで我が家では、“食事”という必要な場合にしかお湯を使わなかった。しかし電気ケトルを使い始めてからは、ホットココアやコーヒーという嗜好品まで楽しむようになった。ただ、正直に言えば、お湯を沸かす体感時間はあまり変わりがない。一方で大きく変わったのは、お湯を沸かすための準備と後片付けだ。
鍋で沸かしていた頃は、まず鍋に流し台の蛇口から水を注ぎふたを閉め、コンロの上において火をつける。念を入れて換気扇も回しておこう。水の量や火力の強弱にもよるが、カップ麺用ならすぐに沸く。お玉でお湯をすくってカップ麺に注ぎ、残った鍋のお湯はシンクに流し、鍋を軽くすすいで食器の乾燥カゴに立てかけておく。この間、二つしかないコンロの一つをふさいでしまうことも時には厄介だ。また、お玉で注ぐときにこぼせば、やけどをしてしまうリスクもある。
ところが、電気ケトルは流し台の蛇口から水を注ぎふたを閉め、台座にセットしてスイッチを入れる。こちらも水の量によるが、すぐにお湯が沸く。その後カップ麺にケトルの注ぎ口からキレイに注げる。その後は軽くすすいで乾燥カゴへ。手間も気を配る点も少ない。「お湯を用意する」という行為への精神的なハードルが下がったのだ。
おかげで、お湯を使ったスープや飲み物を気軽に楽しめるようになった。冬は寒いが、しょうが紅茶を飲むようになったことで、身も心も温かい。こんなことなら、もらってから3カ月も放置するんじゃなかったと後悔している。出費は多少増えたものの、それに見合う幸せを手に入れた。あとは懐も温かくなれば、言うことなしだ。(BCN・南雲 亮平)