豆に代わりたい奴はいるか! 節分で「豆の代わりにまくもの選手権」を開催
節分が近づきスーパーやコンビニの特設棚にたくさんの豆が置かれている。しかしこの豆、今の子どもたちに喜ばれている存在なのだろうか。そんなに美味しくもないし、見た目も映えない。ということで今回は、節分といえば豆という常識に囚われず、別の物を撒いてみることを提案。豆の代わりになるもの選手権を開催します!
鬼のお面と豆は節分になくてはならない存在。しかし…
筆者が小学校の時代からすでに飽きられていたムードもあった
豆の代わりを探すなら、まず豆のことを知れ、とことわざじみたことを考え、とりあえず豆を用意。その魅力を考えてよう。まず感じたのが、投げ心地の良さ。小さい子どもの手にうまく馴染むサイズ感のうえ、ほんの少しダメージを与えられそうな重さ&硬さもちょうどいい。そして年の数だけ食べられるというイペントに最適なボリューム感。さらに砂糖が飛び散ったり、後で出てきても腐っていたりしないという、衛生面も素晴らしい。うーむ、なかなかやりますな、豆のやつ。
しかしここで感心していては、子どもたちが本当に喜ぶ「鬼は外、福は内」は実現しません!…ということで、鬼を追い払う効果はさておき、豆のさまざまな魅力も兼ね備えた「まきもの」を考えてみよう!
評価基準はこちら
※小学校1年生(7歳)の豆まきとして
・投げ心地
・家の清潔度
・発見しやすさ
・後で出てきて驚かないか
・子どもが喜ぶおいしさ
・歳の数だけ食べられるか
ちなみに個包装されたアメは、鬼役の人が受けるダメージを考慮しエントリーから除外した。
明治「アポロチョコレート」121円
さあ、最初に登場したのは駄菓子の定番「アポロチョコ」だ。投げやすさに刺さりそうな形状、美味しさも高評価。しかし廊下にチョコがついたり、発見しづらかったりと、マイナス面も想像できる。さあ結果は!
家の廊下に実際に投げてジャッジ。アポロチョコは後で足に刺さりそうだ。
・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★
・発見しやすさ ★★★
・後で出てきて驚かないか ★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★★★
22ポイント
おー、最初にしては悪くない得点! 春まで見逃すとアリが群がるマイナスもあるが、概ね高評価だ。では次に行ってみましょう。
Asahi「ミンティアブリーズ フレッシュレモン」206円
これは投げやすさ、見つけやすさ、後から出てきた時のダメージなど、さまざまなカテゴリーで高得点が出そうだ。ただ「ミンティアまき」って語呂があまりにも…。
投げる感じはほぼ豆。ただ食べると口が冷たくなる
・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★★★
・発見しやすさ ★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★
・歳の数だけ食べられるか ★
20ポイント
うーん、意外と伸びなかったのが発見しやすさ。白くて見つけやすいが表面のコーティングのせいで四方に飛び散る性質があり、見失う可能性も高かった。あと子どもがボリボリかじるものでもない。
ファミリーマートコレクション「種ぬき干し梅」158円
豆に変わるなら日本特有のお菓子でも検証すべき、と入れてみたがあまりにも低いポテンシャルに唖然。投げやすいけど手に塩がつくし、廊下に落ちている様子がなんともシュールすぎる。これは厳しいか。
ただ食べ物を粗末にしているだけの感じがする「梅干まき」
・投げ心地 ★★
・家の清潔度 ★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★
・歳の数だけ食べられるか ★★
13ポイント
ひとつひとつのサイズが大きいので発見はしやすいが、もし見逃したらあとでどうなるのか。半年後にソファーの下から出てきたら別のものと間違えて悲鳴をあげそうだ。
お母さん食堂「キャンディーチーズ」210円
【本文】
個包装されているものは若干卑怯だが、圧倒的に清潔度が高い。チーズなら当てられた鬼のダメージも少なそうだし、これは高得点の予感も。さあどうなる?
廊下に飛び散るが小包装のおかげで罪悪感はない
・投げ心地 ★★★
・家の清潔度 ★★★★★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★
20ポイント
なかなかの高得点のキャンディーチーズ。しかしこれもミンティアなどと比べると発見できなかった時のダメージが大。カビとか生えているとトラウマになりそうだ。
明治「ポイフル」103円
グミの中では表面が硬く、砂糖なども散らからないのがポイフルの特徴。見た目も可愛いし、何より子どもが好きそうな味だから高得点の予感も。さてどうなる!
食べながら投げる子どもたちの笑顔が浮かぶようだ
・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★★★
26ポイント
派手だから見つけやすいのも高ポイント! 「グミまき」という語呂もいいし断然優勝候補に躍り出た。さて次でいよいよ最後のエントリーだ!
ヤガイ「おやつカルパス」ひとつ10円。
これは、個包装で清潔感がある上に真空パックとかなり卑怯! 子どもの喜ぶおいしさのポイントも決して低くはないだろう。最後の最後につわものが出てきました。さあ結果はいかに!
投げ心地は悪くはないが、ポイフルと比べると豆感が低い。
・投げ心地 ★★★
・家の清潔度 ★★★★★
・発見しやすさ ★★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★
24ポイント
んー! ここで豆が持っている最大の魅力、投げ心地が足を引っ張る結果に。さらに「歳の数だけ食べられるか」も7歳と考えると微妙で、高得点ながら優勝に届かず。やはり豆まきに代わるものは、豆らしい魅力が必要なんです。
というわけでさまざまなライバルを押し除け、これからの豆まきを担う存在に輝いたのがポイフルとなりました。今年の節分は是非、カラフルに「グミまき」をお楽しみください!(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの


豆の代わりを探すなら、まず豆のことを知れ、とことわざじみたことを考え、とりあえず豆を用意。その魅力を考えてよう。まず感じたのが、投げ心地の良さ。小さい子どもの手にうまく馴染むサイズ感のうえ、ほんの少しダメージを与えられそうな重さ&硬さもちょうどいい。そして年の数だけ食べられるというイペントに最適なボリューム感。さらに砂糖が飛び散ったり、後で出てきても腐っていたりしないという、衛生面も素晴らしい。うーむ、なかなかやりますな、豆のやつ。
しかしここで感心していては、子どもたちが本当に喜ぶ「鬼は外、福は内」は実現しません!…ということで、鬼を追い払う効果はさておき、豆のさまざまな魅力も兼ね備えた「まきもの」を考えてみよう!
評価基準はこちら
※小学校1年生(7歳)の豆まきとして
・投げ心地
・家の清潔度
・発見しやすさ
・後で出てきて驚かないか
・子どもが喜ぶおいしさ
・歳の数だけ食べられるか
ちなみに個包装されたアメは、鬼役の人が受けるダメージを考慮しエントリーから除外した。
エントリーナンバー1 アポロチョコ

さあ、最初に登場したのは駄菓子の定番「アポロチョコ」だ。投げやすさに刺さりそうな形状、美味しさも高評価。しかし廊下にチョコがついたり、発見しづらかったりと、マイナス面も想像できる。さあ結果は!

・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★
・発見しやすさ ★★★
・後で出てきて驚かないか ★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★★★
22ポイント
おー、最初にしては悪くない得点! 春まで見逃すとアリが群がるマイナスもあるが、概ね高評価だ。では次に行ってみましょう。
エントリーナンバー2 ミンティア

これは投げやすさ、見つけやすさ、後から出てきた時のダメージなど、さまざまなカテゴリーで高得点が出そうだ。ただ「ミンティアまき」って語呂があまりにも…。

・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★★★
・発見しやすさ ★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★
・歳の数だけ食べられるか ★
20ポイント
うーん、意外と伸びなかったのが発見しやすさ。白くて見つけやすいが表面のコーティングのせいで四方に飛び散る性質があり、見失う可能性も高かった。あと子どもがボリボリかじるものでもない。
エントリーナンバー3 干し梅

豆に変わるなら日本特有のお菓子でも検証すべき、と入れてみたがあまりにも低いポテンシャルに唖然。投げやすいけど手に塩がつくし、廊下に落ちている様子がなんともシュールすぎる。これは厳しいか。

・投げ心地 ★★
・家の清潔度 ★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★
・歳の数だけ食べられるか ★★
13ポイント
ひとつひとつのサイズが大きいので発見はしやすいが、もし見逃したらあとでどうなるのか。半年後にソファーの下から出てきたら別のものと間違えて悲鳴をあげそうだ。
エントリーナンバー4 キャンディーチーズ

【本文】
個包装されているものは若干卑怯だが、圧倒的に清潔度が高い。チーズなら当てられた鬼のダメージも少なそうだし、これは高得点の予感も。さあどうなる?

・投げ心地 ★★★
・家の清潔度 ★★★★★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★
20ポイント
なかなかの高得点のキャンディーチーズ。しかしこれもミンティアなどと比べると発見できなかった時のダメージが大。カビとか生えているとトラウマになりそうだ。
エントリーナンバー5 ポイフル

グミの中では表面が硬く、砂糖なども散らからないのがポイフルの特徴。見た目も可愛いし、何より子どもが好きそうな味だから高得点の予感も。さてどうなる!

・投げ心地 ★★★★★
・家の清潔度 ★★★
・発見しやすさ ★★★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★★★
26ポイント
派手だから見つけやすいのも高ポイント! 「グミまき」という語呂もいいし断然優勝候補に躍り出た。さて次でいよいよ最後のエントリーだ!
エントリーナンバー6 おやつカルパス

これは、個包装で清潔感がある上に真空パックとかなり卑怯! 子どもの喜ぶおいしさのポイントも決して低くはないだろう。最後の最後につわものが出てきました。さあ結果はいかに!

・投げ心地 ★★★
・家の清潔度 ★★★★★
・発見しやすさ ★★★★
・後で出てきて驚かないか ★★★★★
・子どもが喜ぶ美味しさ ★★★★
・歳の数だけ食べられるか ★★★
24ポイント
んー! ここで豆が持っている最大の魅力、投げ心地が足を引っ張る結果に。さらに「歳の数だけ食べられるか」も7歳と考えると微妙で、高得点ながら優勝に届かず。やはり豆まきに代わるものは、豆らしい魅力が必要なんです。
というわけでさまざまなライバルを押し除け、これからの豆まきを担う存在に輝いたのがポイフルとなりました。今年の節分は是非、カラフルに「グミまき」をお楽しみください!(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの