七夕日本文化体験オンラインフェスが本日開催! 座禅や茶道を実践

 インバウンドビジネス協会とKANAUは本日(7月7日)17時50分から、七夕日本文化体験オンラインフェスを開催する。同イベントに参加するには、Facebookのグループ「FEEL Japanese culture (Online Experiences)」への参加が必要。zoomとFacebook Liveで、英語に通訳しながら配信する。

七夕日本文化体験オンラインフェス
(画像はFacebookの告知より)

 七夕日本文化体験オンラインフェスは、日本文化に興味があっても新型コロナ禍により触れるのが難しい人などに向け体験の機会を提供するイベント。プログラムは大きく「座禅」「日本舞踊」「茶道」「和装花嫁衣裳」の四つで、17時50分から20時まで30分ずつ講演する。

 瞑想方法の一つである座禅を担当するのは、日本仏教の禅宗である曹洞宗 栄松寺(1688年建立)の住職 八木伸歩さん。先祖代々、由緒ある栄松寺を継承してきた。座禅のパートでは、お勤めとして毎日行っている修行を実践する。
 
栄松寺の住職 八木伸歩さん

 日本舞踊のパートは川勝康智彩也(せんしょう やすちさや)さんが担当する。川勝さんは、8歳から日本舞踊をはじめ、14歳で川勝流三世家元に師事。川勝流襲名披露公演では京都南座の舞台を経験し、そのほか宮川町歌舞練場やロームシアター京都にも出演している。現在は京都で日本舞踊教室を開き、日本舞踊の素晴らしさ、面白さを伝えるために活動している。
 
日本舞踊のパートを担当する川勝康智彩也さん

 茶道の担当は、いつも笑顔で“ほっこり茶道家”として親しまれている榎本妃奈子さん。両親のけんかや、いじめなどのつらい経験を癒してくれたのが茶道だったことから、現在も茶道家として活動している。「美味しいお茶を点てる」ことを茶道として、姿勢を正してお茶を点てると自分を整え心を落ち着かせることができるという。
 
ほっこり茶道家の榎本妃奈子さん

 和装花嫁衣装のパートを担当するのは、和装花嫁衣装「打掛」の職人 三宅誠己さん。18歳からこの道に入って35年。2019年には伝統工芸士認定も受けている。アントニオ猪木さんの引退のガウン制作や、浜崎あゆみさんのPVの衣装提供など多数の芸能人に衣装を制作、提供している。エリザベス女王にも作品を献上している。
 
和装花嫁衣装「打掛」の職人 三宅誠己さん

 FEEL Japanese culture (Online Experiences)は、日本文化を実践したい人のためのFacebookグループ。日本を愛し、日本独自の文化を共有、発見したい人のコミュニティをつくろうと取り組んでいる。オンラインイベントのほか、伝統技能を極める日本人グループのメンバーと会話する機会も提供している。