バンダイは11月1日、都内で会見を開き、遊びながらの運動能力の向上をサポートする小学生向けスポーツシューズ「UNLIMITIV」を12月1日に発売すると発表した。玩具関連に加えてアパレル事業も手掛ける同社がスポーツシューズを展開するのは、今回が初めてとなる。6歳~12歳の小学生男子をメインターゲットに置く。

バンダイが初めて発売したスポーツシューズ「UNLIMITIV」

 バンダイの川口勝社長は、「来年にはラグビー、20年には東京五輪がやってくる。子どもたちは運動する機会が増すので、市場参入するには追い風。今回は小学生に向けて発売するが、将来的には大人向け、シニアに広がっていくのではないかと思う。リアルとデジタルが融合した製品として、業界の壁を打ち破る製品に育っていけばと期待している。バンダイ全体の大きなチャレンジとして、取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
 
川口勝社長

 UNLIMITIVを履いて運動すると、シューズのソールに搭載されたセンサーユニットが、運動したデータを収集してスマートフォン(スマホ)アプリに送信。データがポイント化され、アプリ内のゲームで使って遊ぶことができる。

 運動データの収集方法は2パターン。「ウォーク」「ラン」「ダッシュ」に分類して速度を数値化する「フィールドモード」。「フットリフト」や「ダッシュスクワット」といった筋力や持久力を測定する6つのメニューを備えた「アルティメットモード」。測定したデータは、Bluetoothで接続したスマホに送信される。

 収集したデータをアプリ上でグラフやパラメーターとして確認できるだけでなく、ランキング形式で全国のユーザーと競うことが可能で、子どものやる気を促進する。また、楽しくトレーニングを続けるため、データをポイント化してアプリのゲームで使って遊べるようにした。ミニゲームは5つ。ライバルキャラクターに勝つとコレクションできる。

 当日の発表会には、タレントの新井秀吾さん(小学4年生)が登場。製品を実際に使ってみた感想を、「見た目がかっこいい。測定した後に褒めてもらえると嬉しい。自分が出した記録で、友達といろいろ競争してみたい。とても楽しい商品。これからも使っていきたい」とコメント。アプリのゲームについては、「ゲームをしているとお母さんに怒られるけど、これは怒られないので、早く続きがやりたい」と述べた。
 
製品を使った感想を述べたタレントの新井秀吾さん

 ラインアップは、全3種で各3色の計9モデル。税別の販売価格は3900円。全国のイオン靴売場「Greenbox」をはじめ「ASBeefam.」(一部店舗を除く)、インターネット通販などで販売する。