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驚きのスピード感……ネットも認証もカメラも速い! 富士通のフラッグシップモデル「arrows NX F-02H」の速さを実際に確かめた

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2015/11/30 22:00

 機能からデザイン性までスマートフォンにおける進化の極みを探求してきた、NTTドコモのAndroidスマートフォン「arrows」シリーズの新しいフラグシップモデル「arrows NX F-02H」が発売された。新製品には日本のブランド、富士通ならではの徹底したクオリティ志向の数々を発見することができる。今回はその実力を詳しく探ってみたい。

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 まずはフラグシップモデルのスペックから簡単におさらいしておこう。本機は「ユーザーにとって全てが心地よく使えるスマートフォン」をテーマに開発されたスマホだ。その頭脳となるCPUには高速ヘキサコアプロセッサーを採用。メインメモリは3GBとし、様々なタスクをきびきびとこなす基本性能の高さが特徴だ。 
 


フラッグシップモデル「arrows NX F-02H」

 音声通話はNTTドコモのVoLTEに対応するほか、LTE-Advancedのキャリアアグリゲーション技術を使った「プレミアム 4G」による高速通信もサポート。OSにはAndroid 5.1を採用している。 
 

驚きのスピード感!「虹彩認証」と「マルチコネクション」とは?


 富士通はスマートフォンをはじめとするモバイル端末向け先端テクノロジーの開拓者だ。今年の3月にスペインのバルセロナで開催された世界最大級のモバイル・通信関連の展示会「Mobile World Congress 2015(MWC2015)」に出展した際には、ブースでお披露目した「虹彩認証」の技術が世界の舞台で脚光を浴びた。「虹彩認証」とは、人間ひとりひとりで異なる瞳のまわりにある円盤状の膜のパターンをID認証に使うという技術。赤外線カメラでキャプチャーしたパターンを指紋のように活用することで、端末のロック解除やWebサイトのログイン時に必要なセキュリティ・キーとして役立てるものだ。そして3月にMWCで発表された技術が、早くも今年の夏モデルとしてNTTドコモが発売した富士通の「ARROWS NX F-04G」に搭載された。その機能は「Iris Passport(アイリス・パスポート)」と名付けられ、続く最新モデルにも搭載されている。 
 


フロントパネルのトップ左側には虹彩認証用の赤外線カメラを搭載

 今回はテスト機を借りて、筆者も実際に虹彩認証がどんなものか試してみた。「設定」の「ロック・セキュリティ」から「虹彩登録」を選んで、ガイダンスに従って虹彩を取り込むだけで設定は完了する。なお、虹彩の登録を行う際には室内でメガネを外して行うことが推奨されている。 
 


虹彩パターンの登録は設定メニューから行う。虹彩の読み取りもすぐに完了する

 登録後には電源ボタン等で点灯後、フロントパネル上にある虹彩認証専用の赤外線カメラに目線を送ることで端末のロックが瞬時に解除される。実際に試してみると、画面に対してまっすぐに目線を合わせれば1秒もかからないほどのスピード感だ。今回の記事でご紹介する写真を撮影する時にも、カメラのシャッターを連写モードにして撮らないと瞬間が写せないぐらい、あっという間に虹彩パターンを読み取ってしまった。 

 便利な使い方としては、設定から「タッチでON」を有効にしておけば画面を軽くタップするだけでスタンバイ状態から点灯して、赤外線カメラを起動して虹彩認証が行える。例えばキッチンで料理している時に、濡れた手でセンサーに触れても指紋認証ではうまく働かないことがあるし、パスワード入力では濡れた手で画面を汚してしまう。そんな時に画面に目線を合わせるだけでスマホが起動できたら便利だ。手袋をしている時でも、また満員電車で手が塞がっている時なども、スマホを「見る」アクションだけでロック解除ができるのが有り難い。 
 


虹彩認証でロック解除。読み取りはほんの一瞬

 ロック解除のほかにもユーザーIDやパスワードも虹彩認証に対応している。ドコモアカウントとも紐付けられるので、dマーケットでの買い物がより便利になる。登録した虹彩は、ユーザーが虹彩認証を使い込むほど、端末が自動的に虹彩情報の認識精度を高めてくれるという。端末の操作性も高まるし、何より自分の虹彩を覚えていてくれる端末に愛着が増してきそうだ。 

 「arrows NX F-02H」のスピード感を代表するもうひとつの機能に「マルチコネクション」がある。こちらはWi-Fiのアンテナを2本同時に使う高速通信方式「Wi-Fi MIMO」に加えて、NTTドコモ「プレミアム 4G」の高速LTE回線から、常に速い方の回線を選んでネットワーク通信を行うことで、速くて安定したデータの読み込みを実現するという富士通の独自技術だ。そのメリットは動画や音楽の配信サービスを利用してみると明らかに感じられる。動画のストリーミングは再生品質が安定するし、サイズの大きなアプリや、音楽配信サイトで購入した作品をダウンロードする際にも待ち時間が一気に短縮されて非常に便利だった。 
 


マルチコネクションのON/OFFはWi-Fiの設定メニュー内にある

これぞフラッグシップと呼べるエンタメ系機能


 フラッグシップモデルらしいこだわりはエンターテインメント系機能にも貫かれている。約5.4インチのディスプレイは、フルHDの約1.8倍も高精細な「WQHDディスプレイ」、画素密度は548ppiという高画質を実現した。ジャパンディスプレイが開発したハイコントラストな「IPS-NEOディスプレイ」を使っているので、映像を視聴してみると黒色が引き締まって、その他の色も発色が非常に自然なのがわかると思う。dTVで配信されている映画作品を見比べてみたところ、空間の奥行きが深く、被写体の輪郭がシャープで立体的に描かれていた。人物の肌や空の青に不自然な色かぶりもなくとてもナチュラルだ。夜景のシーンや劇中に登場する人物の黒い衣服は、暗部がつぶれることなく細かい階調感を引きだしてくるので、テクスチャーやディテールの情報が一段と浮き彫りになってくる。「マルチコネクション」をオンにしておけば、ストリーミング映像のガタつきやノイズのないスムーズな動画再生が楽しめた。 

 音楽再生はCD品質を超える「ハイレゾ対応」を特徴としている。ハイレゾ再生はイヤホンジャックからの出力に対応しているので、ドコモが発売した「ハイレゾイヤホン」をはじめ、ハイレゾ対応の好きなヘッドホン、イヤホンをつなげばより上質なサウンドが体験できると思う。さらにe-onkyo musicやmoraなど、ハイレゾ品質の楽曲を販売しているサイトから楽曲をダウンロード購入する際には「マルチコネクション」をオンにしておくことをオススメしたい。 
 


高画質ディスプレイの実力がチェックできる映像コンテンツを収録した
「arrows THEATER」アプリもプリインストールされている

 エンターテインメントコンテンツを外出先でもゆったりと楽しめるよう、内蔵バッテリーは3,390mAhの大容量設計だ。富士通がこれまで培ってきた独自のセンシングテクノロジー「ヒューマンセントリックエンジン」の粋を集めて、アプリの動作状況や電池残量などをスマホが自動計算することで、およそ「3日間」使えるバッテリー長持ち性能を実現した。今回のテスト期間中にWeb閲覧やメール、電話など一般的な用途のほか、時々動画や音楽も楽しんでみたところ、実際にほぼ3日間バッテリーが持続したことも報告しておこう。 
 

単体デジカメ顔負けの高機能カメラを搭載


 いまやスマホは日常の何気ないシーンを写真・動画でクリップしておくためのカメラとしても欠かせないツール。単体のデジタルカメラに比べて、ネットワークに常時接続できるので、撮った写真をFacebookやTwitter、InstagramなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアップする時にもスマホが断然便利だ。「arrows NX F-02H」はメインカメラの画素数が何と、コンパクトデジカメを凌ぐ有効画素数約2150万画素! 薄型の高性能レンズを備え、暗い場所でも明るい写真や動画が撮れる。富士通独自の画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」が搭載されているので、より目で見た情景に近い写真・動画に仕上がる印象だ。 
 


背面のメインカメラは有効約2150万画素

 画質面での優秀さもさることながら、手軽で便利なスマホを実感できる機能が「約0.14秒」の高速ハイブリッドオートフォーカスだ。富士通独自のコントラストAF技術に、ミラーレス一眼にも多く採用される位相差AFが加わったことにより、動いている被写体に対しても瞬時にピタリとフォーカスが合わせられる。これでシャッターチャンスを逃すこともなくなるだろう。 
 


約0.14秒で合焦する高速ハイブリッドオートフォーカスを搭載。
動く被写体にも素速くピントを合わせながら高精細の写真が撮れる

 フロント側のインカメラも有効画素数約240万、広角レンズも搭載しているので、友だちと一緒にセルフィー写真を撮る時に背景も入れた構図がつくりやすい。さらに画面のどこにタップしてもシャッターが切れる「タッチシャッター」機能も搭載している。 
 


フロントパネルのインカメラは本体の下側に搭載されている

 高精細な4K動画撮影にも対応する。4K動画のファイルはmicroSDカードに直接保存ができるので、そのままSDカードスロットを搭載する4Kテレビなどにカードをセットして、スマホで撮った動画を大画面に映して楽しんでみてもいいと思う。 
 


有効画素数約2150万画素のメインカメラ搭載で、夜景もキレイに撮影できた

優美で堅牢なデザイン


 富士通は2015年冬モデルの「arrows NX F-02H」「arrows Fit F-01H」から、ブランドロゴを従来の大文字の「ARROWS」から、小文字の「arrows」に変更した。これに合わせて、今回発売された二つの新機種のデザインもより洗練したものになった。デザインのコンセプトは「永く、美しく楽しめるスマートフォン」をつくることだった。こうしたコンセプトが「arrows NX F-02H」にどのように反映されているのか、具体的なポイントを紹介しよう。 

 リアパネルには樹脂にガラス繊維を織り込んで、一般的な樹脂素材よりも約1.5倍の強度を持たせた高耐性素材「ナノテクファイバー」が使われている。これは最新鋭の航空機も主翼や胴体の接合部など、一番強度を必要とする箇所に使っている先端テクノロジーであり、割れや曲がりに対して非常に強いという特徴もある。 
 


リアパネルには高耐性素材「ナノテクファイバー」を採用。美しいパターンも特徴

 さらにディスプレイに強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用。キズのない美しい画面をキープできる。ディスプレイの縁はフレームの側をディスプレイよりも少し立たせることで、万一スマホが落下した時にもディスプレイが直接地面に当たらないよう「画面保護フレーム」デザインとした。本体トップの金属パーツにはアルミのベース生地に厚いアルマイト層を設けた「ハードアルマイト」仕様のパーツを採用。さらに背面には「タフレイヤーコート」、側面には耐傷性の高い「ハイパーダイヤモンドタフコート」を施すなど、徹底的に耐久性を高めた。 
 


本体のトップには「ハードアルマイト」のアルミ素材を採用

 ほかにも「arrows Fit F-01H」と同様、米国国防総省が軍用品の調達基準として設ける「MIL規格」の14項目に準拠している。ふだん使いのシーンはもちろんのこと、スキー場など極寒の雪山でも安心して使えるし、ビーチで海水に触れても大丈夫。本体はIPX5/8等級の防水、IP6X等級の防塵仕様。「arrows NX F-02H」なら、スマホを活用できる生活シーンがぐんと広げられる。 

 最新のテクノロジーによる極上の使いやすさを実現しながら、強く美しいデザインを融合させた新しいarrowsのフラッグシップモデルは、現代のスマホの完成形と呼ぶにふさわしいのではないだろうか。富士通の「ヒューマンセントリックテクノロジー」が人とスマホの距離感を近づけて、今では私たちの暮らしに不可欠なツールとなったスマホによりいっそうの愛着を抱かせてくれる。フラッグシップクラスのスマホを買うなら、機能やデザインの全てに満足しながら、しかも長く安心して使い続けたいものだ。そんな理想にしっかりと応えてくれるスマホが最新の「arrows NX F-02H」だ。 
 

レグザサーバー等の豪華賞品が当たる! 冬のWプレゼントキャンペーンも


 最後にもうひとつ「arrows NX F-02H」の特徴的な高速機能を紹介しておきたい。本機は実効最大速度375Mbpsを実現する、近接無線通信技術の「TransferJet」に対応するスマホ。同じくTransferJetに対応する他のスマホやSDカード、外付けアダプターを近づけるだけで、相手の機器に保存されている写真や動画を素速く読み込んだり、「arrows NX F-02H」から転送してシェアができる。転送時には対応機器どうしの距離を約3cmまで近づける必要があることから、データ転送時の安定性が高いうえ、一定のセキュリティが担保されていることも特徴だ。 

 富士通ではTransferJetの機能をより多くのユーザーが体験できるよう、購入者の中から総計1,500名を対象に、2016年1月31日までの期間限定で、TransferJet対応のアダプターやSDカード、東芝のビデオレコーダー“レグザサーバー”「DBR-T670」など豪華賞品をプレゼントする「arrows NX F-02H冬のWプレゼントキャンペーン」を実施する。端末を購入しなくても、全国のドコモショップなどで展示されている実機にプリインストールされている体験アプリで虹彩認証を体験すれば、最大2,000円分のLINEギフトコードが当たるチャンスも用意されている。この機会を逃さず活用しながら「arrows NX F-02H」の魅力を体験してみてほしい。