ファーウェイのウェアラブル端末「TalkBand B1」はヘッドセットに早変わり!

レビュー

2014/09/26 17:47

 いまや、デジタル製品で大きな注目を集めているのが、からだに装着するウェアラブル端末だ。腕時計型で多彩な情報を表示できるものから、液晶などを一切搭載しないリストバンド型まで、さまざまな製品が登場している。ファーウェイの「TalkBand B1」は、これらの製品のなかでちょうど中間のポジションに位置するリストバンド型。時刻や歩数、消費カロリーなどの表示機能を備えながら、コンパクトサイズを実現。消費電力も小さいので、使い方によっては長時間装着することができる。

TalkBand B1

ファーウェイのウェアラブル端末「TalkBand B1」

リストバンド型の本体はBluetoothヘッドセットにも変身



 さっそく腕に装着した。リストバンドの幅は14.6mmで、男性用の腕時計のバンドよりはるかに細い。重さはバンドを含めて約26.2gと軽く、腕に巻くと装着感こそあるが、重さはほとんど感じなかった。

Sサイズ(イエロー)でもゆったり

 側面のボタンを押すと、画面を表示したり、表示内容を切り替えたりできる。ヘルスケア系のウェアラブルバンドには、液晶画面を搭載していない製品が多く、スマートフォンやタブレット端末を取り出して、アプリを立ち上げて確認しなくてはならない。「TalkBand B1」には1.4インチのディスプレイがあって、時刻や歩数などをサッとチェックできるのが便利だ。

歩数や消費カロリーを表示

歩数や消費カロリーを表示

 画面に表示するのは、時刻と電池残量、Bluetooth接続の状態、歩数、消費カロリー、前日の睡眠時間など。さらに、数時間つけっぱなしにしてデスクワークをしていると、振動と動きのあるアイコンで、運動を促してくれる。じょうずに使ってリフレッシュすれば、仕事の効率も上がりそうだ。

バンドとコア部分が分離する

バンドとコア部分が分離する

 他社製品と一線を画すおもしろいところが、ディスプレイを搭載したコア部分が、バンドから分離できること。そして、このコア部分がBluetoothヘッドセットになることだ。バンド表面にあるボタンを押してコア部分を取り出し、そのまま耳にセットできるので、着信があったらサッと取り出して耳につけ、通話することができる。受信はコア側面のボタンを押すだけでOK。さらに、スマートフォン/タブレット端末側に登録しているユーザーからの着信なら、ディスプレイに名前を表示する。このほか、S/M/Lのイヤーキャップを付属するので、耳のサイズに合わせて交換できる。

ヘッドセットとして耳に装着できる

ヘッドセットとして耳に装着できる。小さいが安定感がよく、音声は聞きやすい

専用アプリで目標を決めて運動しよう



 「TalkBand B1」を使いこなしたいなら、スマートフォン/タブレット端末に専用アプリ「HUAWEI TalkBand」をインストールしよう。あとは、「TalkBand B1」とスマートフォン/タブレット端末をペアリングすればOKだ。「TalkBand B1」は、ファーウェイ製だけでなく、iOS/Androidの両OSに対応している。さらに、NFC対応のスマートフォンなら、タッチで簡単に接続することができる。

 アプリでは、歩数または消費カロリーの目標を設定できる。健康のために一日何歩以上歩きたい、ちょっと食べ過ぎたのでそのぶんのカロリーを消費したい、そんなときに便利だ。目標を設定したら、あとは目標達成に向けて歩いたり走ったりするだけ。「TalkBand B1」を装着しておけば、帰宅時に「目標歩数に足りていないから、ひと駅歩こうか」と、気軽に運動をする習慣が身につきそうだ。

歩数や運動した距離、睡眠時間などを一覧表示

その日の歩数や運動した距離、睡眠時間などを一覧表示。
目標設定は歩数と消費カロリーを選択できる

 さらに、運動や睡眠の結果をアプリ上でわかりやすく表示する。一日の行動や週間、月間での歩数などもグラフで表示するので、自分がどれだけ頑張ったかがひと目でわかる。計測する情報の種類と量は、ヘルスケア系のリストバンドの中では決して多いほうではないが、日々の運動量を増やして健康を意識していたいというユーザーにはちょうどよさそうだ。

運動結果睡眠結果を表示

運動結果睡眠結果を表示したそれぞれの画面

 便利なのが、睡眠を管理してくれる機能。他社の製品にあるようなボタンを押して睡眠モードに切り替える必要がなく、睡眠時間や眠りの深さなどをチェックできる。もちろん、眠りの浅いときを選んで起こしてくれる目覚まし機能も搭載する。覚まし機能は起床したい時刻で設定するだけ。その設定時刻前に訪れた眠りの浅いタイミングで「TalkBand B1」が振動して起こしてくれる。無理矢理起こされる感覚がなく、比較的自然に起きることができた。これなら寝たりないからと二度寝に入ることも防げそうだ。

睡眠の質や眠りの深さなどがわかる

睡眠の質や眠りの深さなどがわかる

防水防塵仕様+USB充電もスムーズで使い勝手がいい



 リストバンド自体にUSB端子を搭載していることもポイントだ。他社のウェアラブル製品は、専用のコネクタや充電台などが必要だが、「TalkBand B1」はUSB端子を備えているので、PCなどに接続して簡単に充電ができる。「TalkBand B1」は、通常利用ならフル充電で約6日間(Bluetooth ON時)、ヘッドセットとして使うとフル充電で約7時間通話できる。

PCのUSB端子に接続するだけで充電

PCのUSB端子に接続するだけで充電。専用ケーブルなどが不要なのが便利だ

 「TalkBand B1」は、IP57の防水機能に対応している。シャワーを浴びたり、洗い物をしたりといったシーンで、いちいち取り外す必要がないのもうれしい。取り外すのは、充電するときだけだ。

 1.4インチのOLEDのディスプレイを搭載し、すばやく時刻などが確認できるうえ、睡眠管理にも対応するウェアラブルバンド。しかも、通話シーンではすばやくヘッドセットに早変わりする。それが「TalkBand B1」の魅力だ。ファーウェイのSIMフリータブレット「MediaPad X1 7.0」や「MediaPad M1 8.0」はどちらも通話にも対応している。しかし、7型や8型の大画面を耳に添えて話すのはちょっと恥ずかしい。そこで、「TalkBand B1」をおすすめしたい。ウェブや動画、写真、アプリは大画面で見て、通話はヘッドセットで、というスマートな使い分けが「TalkBand B1」ならできる。(デジタル家電ライター/コヤマタカヒロ)