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アップル、より薄く、より軽く、より速くなった9.7インチの「iPad Air」、重さは400g台後半

ニュース

2013/10/23 15:10

 アップルは、10月23日、デザインを一新した重さわずか1ポンドの新しい「iPad Air」を発表した。同時に発表した7.9インチの「iPad mini Retinaディスプレイモデル」に先立つ11月1日に発売する。


 「iPad Air」は、解像度が2048×1536(264ppi)で9.7インチの「Retinaディスプレイ」を搭載したタブレット端末。ベゼルが43%細くなったことで外枠は劇的に細くなり、Retinaディスプレイを搭載した第4世代iPadより20%薄く、28%軽くなった。カラーは、スペースグレイとシルバーの2色。

カラーは、スペースグレイとシルバーの2色

 9月発売の「iPhone 5s」同様、64ビットのアーキテクチャで開発し、パワフルなA7チップと、加速度センサ、ジャイロスコープ、コンパスからデータを収集し、A7チップを補助する新しい「M7モーションコプロセッサ」を搭載。CPUとグラフィックスのパフォーマンスは、一世代前のiPadに比べて最大2倍速く、ほとんどすべてのことがこれまでより速く実行できるという。

 デザインを一新し、何百もの新機能を搭載した最新OSの「iOS 7」を搭載。このほか、500万画素の「iSightカメラ」、裏面照射型CMOSセンサを採用した次世代の「FaceTime HDカメラ」、二つのアンテナをもつことでMIMO(Multiple Input/Multiple Output)テクノロジをサポートし、最大300Mbpsの超高速データ転送を実現するデュアルチャンネル(2.4GHz/5GHz)対応の無線LANBluetooth 4.0などを搭載する。

より薄く、軽くなり、持ち運びしやすくなった

 Wi-Fiデルと、GPS搭載でLTE/3Gネットワークに対応するWi-Fi + Cellularモデルをラインアップする。Wi-Fi + CellularモデルのSIMカードはnano-SIM。日本では、ソフトバンクモバイルとKDDIが取り扱う。容量は、Wi-Fiモデル、Wi-Fi + Cellularモデルとも、16GB/32GB/64GB/128GBの4種類。

 サイズは高さ240×幅169.5×厚さ7.5.4mmで、重さはWi-Fiモデルが469g、Wi-Fi + Cellularモデルが478g(従来モデルは高さ241.2×幅185.7×厚さ9.4mmで、重さはWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi + Cellularモデルが662g)。Wi-Fi接続時のバッテリ駆動時間は最大10時間。本体の体積は、前世代に比べ、24%削減したがパフォーマンスは倍増し、従来と同じバッテリ駆動時間を維持した。 

iPad Air(上)とiPad mini Retinaディスプレイモデル

 Wi-Fiモデルの価格は、16GBが5万1800円、32GBが6万1800円、64GBが7万1800円、128GBが8万1800円。Wi-Fi + Cellularモデルの価格は、16GBが6万5800円、32GBが7万5800円、64GBが8万5800円、128GBが9万5800円。iPad 2も継続して販売する。価格は16GBのWi-Fiモデルが3万9800円、16GB Wi-Fi + 3Gモデルが5万3800円。iPad 2も継続して販売する。価格は16GBのWi-Fiモデルが3万9800円、16GB Wi-Fi + 3Gモデルが5万3800円。

 iPad Air専用アクセサリとして、ポリウレタン製の「Smart Cover」に加え、アニリン染めレザーでデザインを一新したケース「iPad mini Smart Case」を発売する。カラーは、直販限定の「(PRODUCT) RED」を含めてそれぞれ6色。価格は「iPad Smart Cover」が4080円、「iPad Air Smart Case」が9400円。

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