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外出時に気になるのは「身だしなみ」より「電池残量」、スマートフォンユーザーの電池の持ちと充電に関する調査で明らかに

ニュース

2013/09/03 12:46

 ソフトバンクBBは、iPhone/iPad/スマートフォンアクセサリブランド「SoftBank SELECTION」によるインターネット調査スマートフォンユーザーの電池の持ち・充電に関する意識・実態調査」の結果を発表した。回答者は、関東1都3県在住の20~59歳のスマートフォンユーザー、男女800人。

4割以上のユーザーが「1時間以上の電池切れ」に不満



 総務省の発表によると、2013年度のスマートフォンの世帯普及率は50%を超え、特に10代から20代を中心に急激に普及している。LINEなどのメッセージアプリや高速通信LTEによる動画のストリーミング閲覧などが利用方法として拡大し、スマートフォンの消費電力は増加している。

 「外出時、スマートフォンのバッテリが切れて我慢できる時間」を問う質問には、41.2%が「1時間以上の電池切れは我慢できない」と回答。スマートフォンが常時利用できる状態でなければ不満を抱くユーザーが多いことが明らかになった。


 「電池残量への不安感」については、3人に1人が、50%以上の電池残量がある段階から電池切れを心配しはじめることが判明。電池切れはなんとしても避けたいという強い警戒感がうかがえる。


回答者の過半数がモバイルバッテリを所有



 スマートフォンアクセサリ市場は拡大傾向にあるが、外出先でもスマートフォンを充電できるモバイルバッテリも売れている。モバイルバッテリは、「所有している」ユーザーが50.8%で、過半数が電池切れを心配し対策を講じている。モバイルバッテリを「週に1回以上利用」するユーザーは所有者全体の55.4%。持ち歩きに関しては「必ず持ち歩く」ユーザーが40.1%、「長時間外出する際に」という条件つきだと48.0%で、モバイルバッテリの携帯は日常化している。


ヘビーユーザーの61.5%が外出時の「電池残量」を意識



 外出時、スマートフォンの電池残量を気にするユーザーは43.6%。1日3時間以上スマートフォンを利用するヘビーユーザーに限定すると、61.5%に上る。これは、「スマートフォンを忘れていないか」(68.9%)や「家の戸締まり」(73.0%)に迫る。また「化粧や髪型が整っているか」という「身だしなみ」に対する意識と比較すると、電池残量を気にするユーザーが27.9ポイント上回るという驚くべき結果になった。


「電池切れ」は「夜道」や「虫」と同レベルの恐怖?



 スマートフォンの電池切れへの恐怖感に関する調査では、ユーザーの77.9%が電池切れに恐怖を感じていることが明らかになった。「日常生活において、どのような事柄と同等の恐怖か」という質問の1位は、「財布をなくす」(33.3%)。女性に限定すると、約3人に1人が「人気のない夜道を歩くこと」、約4人に1人が「ゴキブリなどの虫がでること」を挙げた。