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ナナオ、カラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズを一新、「ColorEdge CG246」など3機種

ニュース

2012/07/25 19:58

 ナナオは、グラフィック市場向けのカラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズを一新し、第一弾として「ColorEdge CG246」「ColorEdge CX240」「ColorEdge CS230」の3機種を発売する。価格はオープン。

ColorEdge CG246

 正しい色表現を行う独自の輝度ムラ・色度ムラ補正(デジタルユニフォミティ補正)回路を搭載。輝度と色度が均一になるように画面全体、全階調で補正を行い、画面の表示均一性を保つ。

 また、工場で1台ずつRGB各色の階調を調整し、理想のガンマ値になるよう最も適した値を16ビットLUT(65281階調)で選択し、256階調に再割り当てを行っている。

 インターフェースは、DVI-I 29ピンとDisplayPort、HDMIを各1系統備える。また、USBアップストリームを2系統搭載し、2台のPCで使用する場合でも、ケーブルをつなぎかえることなくキャリブレーションを行うことができる。

 「ColorEdge CG246」と「ColorEdge CX240」は、電源を入れてから輝度や色度、階調特性が安定するまで7分と、従来機種と比較して4分の1以下の短時間で、信頼できる表示で作業を始めることができる。さらに、輝度ムラ・色度ムラ補正回路が進化し、周囲の温度変化、色温度や輝度を変更したときでも、画面の表示均一性を保つ。

 「ColorEdge CG246」は、24.1型ノングレアIPS液晶パネル(解像度1920×1200)を搭載。「内蔵キャリブレーションセンサー」を備え、外付けのセンサを取りつけることなく、単体でキャリブレーションができる。出荷時に液晶パネルとセンサのばらつきを調整し、画面中央が最適に補正できるようセンサの測定位置と画面中央との相関を取っているので、精度の高いキャリブレーションができる。

 映像制作に特化した専用機能として、暗所で表示した際の黒のディテールの表現力を向上。高コントラスト比を重視する設定にも対応し、白浮きを抑えて引き締まった黒を表現する。

 また、1080/24pやHDMI接続時のI/P変換に対応するとともに、代表的な放送規格が定めている色域やガンマを再現する「カラーモード」、表示エリア内に字幕などの情報を適切に配置しているかを確認できる「セーフエリアマーカー」機能などを搭載する。

 サイズは幅575.0×高さ417.0~545.0×奥行き245.5mmで、重さは約9.9kg。オンラインショップ「EIZOダイレクト」での価格は15万9800円。9月11日に発売する。

「ColorEdge CX240」(左)と「ColorEdge CS230」

 「ColorEdge CX240」と「ColorEdge CS230」は、単体でのキャリブレーション機能は搭載しないが、キャリブレーションソフト「ColorNavigator」と専用キャリブレーションセンサ「EX2」が付属する「CX240-CNX」「CS230-CNX」、「ColorNavigator」のみが付属する「CX240-CN」「CS230-CN」の、計4モデルを用意している。

 「ColorEdge CX240」は、24.1型ノングレアIPS液晶パネル(解像度1920×1200)を搭載。サイズは幅575.0×高さ417.0~545.0×奥行き245.5mmで、重さは約9.8kg。「EIZOダイレクト」での価格は、ディスプレイ単体の「CX240」が9万4800円、「CX240-CN」が9万9800円、「CX240-CNX」が10万4800円。8月8日に発売する。

 「ColorEdge CS230」は、23.0型ノングレアIPS液晶パネル(解像度1920×1080)を搭載。サイズは幅544.0×高さ372.5~526.5×奥行き245.5mmで、重さは約7.5kg。価格は未定。