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キャドセンター、現在地の地震危険度が見える無料アプリ「ARハザードスコープ Lite(東京23区版)」

ニュース

2012/05/31 19:47

 キャドセンターは、GPSと連動して、カメラで撮影した映像に東京23区内の現在地の地震危険度情報をAR(拡張現実)で合成して表示するiPhoneアプリ「ARハザードスコープLite」の提供を開始した。料金は無料。

「ARハザードスコープ Lite(東京23区版)」の使用イメージ

 AR技術で、防災情報をよりわかりやすくユーザーに提供するアプリ。自治体や学術機関向けサービスを、東京23区の避難所情報、火災危険度、建物倒壊危険度の情報に絞り込んで、「Lite版」として一般ユーザーに提供する。

 建物倒壊危険度は、建物の種類、構造、築年数や地盤特性などを考慮し、地震の揺れによって建物が壊れたり傾いたりする危険度を、5段階の色分けで実写風景の地面を地図上に合成して表示する。

建物倒壊危険度や火災危険度の表示画面

 火災危険度は、東京消防庁が測定した火気、電気器具の出火率や使用状況などにもとづく出火の危険性と、建物の構造や間隔などにもとづく延焼の危険性とを加味して算出。「Lite版」では、地震の揺れで発生した火災の延焼によって、広い地域で被害を受ける危険度を、5段階の色分けで実写風景の地面を地図上に合成して表示する。

避難所位置情報の表示画面

 避難所位置情報は、現在地から最寄りの避難所への距離と方向を矢印で示し、そこまでの直線距離を表示する。対応OSは、iOS 5.0以降。

「ARハザードスコープLite」をダウンロード