【CEATEC JAPAN 2011】インテルのブースに注目の「ウルトラブック」が集結!

ニュース

2011/10/08 11:00

 国内最大の電機/ITの総合見本市「CEATEC JAPAN 2011」。意外にも、インテルは初出展だ。ブースでは、モバイルノートPCの将来を担うといわれて世界中から注目を集める「ウルトラブック」を展示。さまざまなメーカーの製品を揃えていた。

 「ウルトラブック」は、インテルが提唱するモバイルノートPCのカテゴリで、薄く、軽く、すばやい起動が特徴。バッテリ駆動時間も長く、屋外で使うのに十分なパフォーマンスをもっている。国内では、東芝とエイサーが正式に製品を発表。「CEATEC 2011」の会場には、未発表モデルも並んでいた。

 ドイツで開催された「IFA 2011」での発表に続き、「CEATEC 2011」の開催直前に日本で発表されたのが東芝の「dynabook R631」だ。インテルのブースでの展示に加え、東芝ブースではスケルトンモデルも展示。その薄さやパーツのレベルから、薄型化・小型化を追求しているのが伝わってくる。9時間のバッテリ駆動時間と約1.12kgの重さは非常に優秀だ。ブースにいた開発スタッフに、「駆動時間10時間以上、重さ1kg以下は可能なのか」とたずねたところ、「簡単ではないが、目標にしている」と話してくれた。

13.3型の「dynabook R631」は最厚部でも15.9mmの薄さ。金属ボディに高級感を感じる

 インテルのブースには、同じく発表済みの製品として、エイサーの「Aspire S3-1」も並んでいた。これも薄型ボディと1.4kgの軽さで、CPUにCore i7を搭載するハイパフォーマンスモデルだ。

エイサーの「Aspire S3-1」はパフォーマンスを重視

 未発表の「ウルトラブック」として展示していたのは、レノボが「IdeaPad U300s」の1モデル、ASUSTeK Computer(ASUS)が11.6型ワイド液晶を搭載した「UX21」と13.3型ワイド液晶「UX31」の2モデル。どのモデルも、仕様などはまだ確定していないとのことだったが、「UX31」は1600×900の解像度で「MacbookAir」の13インチモデルを超える。

ASUSの展示モデルはCore i7を搭載。パフォーマンスは非常に高そうだ

レノボの「IdeaPad U300s」は巨大なタッチパッドを備える