富士通は、5月26日、新製品発表会を開催し、NTTドコモの夏モデルとして発売するWindows 7搭載の携帯電話「Windows 7ケータイ F-07C」を披露した。

Windows 7ケータイ F-07C

 「Windows 7ケータイ F-07C」は、OSにWindows 7、CPUにインテルのAtomを搭載し、iモード対応の携帯電話とPCの機能をあわせもつ。富士通社内の携帯電話とPCの部隊が共同開発した第一弾製品だ。

F-07Cの携帯電話画面

 携帯電話とPCは、本体側面のボタンで切り替えて利用する。入力は、タッチパネルやQWERTYキー配列のスライド式キーボーボード、トラックボールで行う。PCには、搭載しているオフィスソフト「Microsoft Office Personal 2010」の2年間ライセンス版のほか、別売のUSB/HDMI端子搭載のクレードルにDVDドライブを接続して、Windowsに対応するソフトがインストールできる。また、クレードル経由でHDMI端子搭載のディプレイに接続して、デスクトップPCのように利用できる。USBでプリンタの接続も可能。連続通話時間は約370分、PC利用時のバッテリ駆動時間は約2時間。

 

クレードル経由でディプレイやプリンタと接続できる

 佐相秀幸執行役員副社長は、「PC、スレート、スマートフォンなどの端末が登場し、またWindows、Android、Chromeなど、プラットフォームも多様化している。ユビキタスデバイスが変革期を迎えているなかで、携帯電話とPCを自社で企画開発している強みが、激しい潮流の変化に対応していく原動力になる」と、自信を示した。

 発表会に招かれた日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「『Windows 7ケータイ F-07C』は、新しいポジションのデバイス。新しい使い方と利用シーンが提案できる商材になる」と期待を述べた。また、インテルの宗像義恵取締役副社長は、「インテルは、今後すべてのデバイスがクラウドにつながって使われるとみている。さらに、PC以外の端末も、サーバーを中心とした新しいコンピューティングになっていくだろう。ネットワークでつながる端末が発展していくなかで、『Windows 7ケータイ F-07C』は、新しい時代に向けた端末になると期待している」と述べた。

左から、日本マイクロソフトの樋口泰行社長、富士通の佐相秀幸副社長、齋藤邦彰本部長、インテルの宗像義恵副社長

 発表会では、「Windows 7ケータイ F-07C」内のパワーポイントのデータをスクリーンに映しながら製品を説明。齋藤邦彰執行役員兼パーソナルビジネス本部長は、「富士通のPCは、『ライフパートナー』をテーマに、人々が生活する24時間のなかで、なるべく多くの役に立つ存在になることを目指している。『Windows 7ケータイ F-07C』は、それを実現するための製品の一つ。オフィス、外出先、自宅で快適に使うことができる」と述べた。