パナソニック、DIGAと連携、ネット閲覧もできるメディアプレーヤー「SV-MV100」

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2011/02/15 19:15

 パナソニックは、3.5型液晶を搭載した無線LAN対応のデジタルメディアプレーヤー「SV-MV100」を、3月18日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。

SV-MV100(左からブラック、ホワイト)

 音楽・動画・写真の再生、FMラジオ、ワンセグの受信・録画といった基本機能に加え、無線LAN(IEEE802.11g/b)に対応し、インターネットの閲覧やYouTube動画の視聴などもできるマルチプレーヤー。無線LAN環境下なら、メールやRSSリーダー、Podcast、ラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信する「radiko.jp」も利用できる。

 レコーダー「DIGA(ディーガ)」と連携した動画再生機能に力を入れており、SDカードにディーガの録画番組を高画質またはワンセグ画質で記録して持ち出し、「SV-MV100」上で再生できる。さらに、2月発売の新製品(DMR-BZT900/BZT800/BZT700/BZT600/BWT500)なら、無線LANと「お部屋ジャンプリンク」で、ワイヤレスでレコーダーからの転送してテレビ視聴、ディーガの録画番組・写真の再生、録画番組の「SV-MV100」へのビデオ転送、毎日決まった時間に録画番組を転送する「かんたん自動転送」ができる。また、ホームネットワーク(LAN)で接続したディーガを操作できる「ディーガリモコンアプリ」も搭載する。

 ディスプレイは、高解像度、広視野角の3.5V型フルワイドVGA液晶。タッチパネルで、直感的に操作できる。動画はH.264/MPEG4/WMV、音楽はMP3/AAC/WMA、SDオーディオ(MP3/AAC/WMA)に対応。パソコンからドラッグ&ドロップで簡単にファイルを転送できる。連続再生時間はビデオが最大約12時間、音楽が最大約50時間。

 OSAndroidを採用しているが、一般的なAndroid搭載スマートフォンのように、Androidマーケットから自由にアプリケーションをインストールすることはできない。5月には、Android用アプリストア「andronavi」を運営するNECビッグローブから、「MV100」向けのアプリケーションのダウンロードサービスが提供される予定。

 内蔵メモリは16GBで、SDXC/SDHC/SDカードスロットに市販のメモリカードを挿入すれば、容量を増やすことができる。サイズは幅119.7×高さ60.0×奥行14.7mm、重さは約130g。カラーはブラックとホワイトの2色。