バンダイナムコゲームスが「小学生ITサミット」開催、家庭独自のPC使用ルールなどを披露

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2010/08/20 18:46

 バンダイナムコゲームスは、8月20日、日常生活のIT活用方法について、子どもと一緒に楽しく学ぶイベント「小学生ITサミット」を、東京・品川区にある本社のシアターで開催した。業界人による座談会や、小学生18人が参加するクイズを通して楽しく意見交換を行った。

「小学生ITサミット」に参加した子どもたちと座談会の参加者

 バンダイナムコゲームスとベネッセコーポレーションが共同で運営する小中学生向けの情報共有サイト「サークルリンク」の夏休みイベント「ミラクルキッズフェス!」の一環で実施したもの。共同運営は2010年1月からで、現在「サークルリンク」の会員数は43万人以上にのぼる。

 サミットに参加した子どもたちは、「第4回全国小学生ミラクルクイズ」のサイトでの予選を勝ち抜き、決勝戦に進出した6小学校の18人。翌日の決勝戦を前に、「ITサミット」に招待された。メンバーは、北海道の本別町立本別小学校と札幌市立琴似中央小学校、東京都の調布市立第三小学校、千葉県の印西市立西の原小学校、広島県の広島市立宇品小学校、熊本県の宇城市立三角小学校で、一校3人のチーム。

マイクロソフトの堂山昌司・代表執行役副社長

 「ITが拓く豊かな子どもの可能性」をテーマとした基調講演では、マイクロソフトの堂山昌司・代表執行役副社長が「3つのIT」として「Information」「Imagination」「Interaction」を紹介。例えば、友人とクレイアニメを創作してインターネット上で公開すれば、ほかの人にも作品を見せることができる、といった事例などを交えて、参加者の子どもたちにもわかるよう、やさしく解説した。

 座談会には、マイクロソフトの堂山氏、アジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦代表取締役、イー・ガーディアンの高谷康久代表取締役社長が参加し、「子どもたちとインターネット――これからのIT利用に向けて」をテーマに意見交換を行った。

テーマは「子どもたちとインターネット」

 徳力氏は、「いまのIT社会で注目しているのはゲーム。楽しく遊びながらビジネス感覚を養えるものがあれば、将来に役立てられる」と期待を語った。また高谷氏は、インターネットのセキュリティについて「現実社会で起きていることはネット上でも起こる。行動を規制することで理想的な社会をつくるのは難しい」と語り、他者を配慮したうえでのコミュニケーションが必要であると警鐘を鳴らした。

座談会参加者が子どもたちに質問を投げかける場面も

 さらに堂山氏は、「子どもの頃からPCに慣れ親しんで、将来は学術やビジネスで使いこなせるようになってほしい」と子どもたちに語りかけ、「PCや携帯電話はあくまでツール。Face to Faceで物事を伝えるのが原点なので、それを忘れないでほしい」とコミュニケーションの基本の大切さを改めて訴えた。

 サミット後半のクイズ大会では、大人でも即答できないような難問が登場。「日本のPCの世帯普及率は?」「日本のブログの登録者数は?」「鳥のマークで有名なネット上の『つぶやき』サービスは?」「ネット上の迷惑行為で2番目に多かったのは何?」「平日のプライベートなネット利用時間はどのくらい?」という5問が出題され、子どもたちはチームで相談しながら答えていった。

チームで相談してクイズに解答

 正解発表の後、問題に関する子どもたちと座談会参加者とのやりとりでは、例えば「家庭でPCを使うとき、どんなルールがあるのか」という質問に対し、「30分以内という制限時間がある」「勉強などのやることを済ませてから使う」「親と一緒に使う」など、家庭独自の決まりごとを子どもたちが披露し、会場を盛り上げた。

 また、PCでインターネットを使っていて嫌な体験をしたこがあるかどうか聞いたところ、「オークションで買い物をしたが、物が届かなかった」という子どもも。情報端末として、携帯電話をもつ子どもは少ないが、家庭にあるPCは日常的に使っている子どもが多く、会場の大人にとっても学ぶことの多い貴重な意見交換となった。

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